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2008年4月16日 (水曜日)

東方諏訪旅行記-6 どこに行ってもオンバシラ

 うーん、御頭祭の時期(15日)を過ぎたわけですが、あまりニュース等での露出がないですね。楽しみにしていたのですが…。
 地元の東方ファンの方とか、誰か現地に行かれた方がレポートでも上げてくれないものかと期待していたのですが、御柱祭と比べるとマイナー(というか、東方的には表に出てこない)だからでしょうか。前回までの日記で史料館の展示を紹介しましたが、多分守矢家の代表(=当主の早苗さんかどうかは不明)も参列していると思うのですが、そのあたりはどうなっているのでしょうかね。
 あと、もう一人の主役である筈の「大祝」の諏訪家の方ですが、先日、当主の方が住んでいた屋敷が下諏訪市に寄贈されたニュースがやっていましたね。何でも、当主の方は数年前に亡くなられて、屋敷は管財人の方が管理されていたとか。
 「大祝」の家系は(名跡としては)途絶え、神長・守矢家も伝承が失われ……。何だか寂しいものですね。

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 [上:mixi版/下:守矢神社版]

 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=767517863&owner_id=6040004

 http://september.moe-nifty.com/kikyo/2008/04/post_d107.html


■諏訪大社上社本宮へ

 さて、守矢史料館を後にして、いよいよ諏訪大社に向かいます。
 向かうは諏訪大社上社本宮です。

 …ここで、改めておさらいですが、「諏訪大社」下記の4ヶ所あります。
・諏訪大社上社前宮
・諏訪大社上社本宮
・諏訪大社下社秋宮
・諏訪大社下社春宮

 「上社」の二つ…「前宮」と「本宮」が茅野にあります(「上諏訪」ではない事に注意)。そして、「下社」は下諏訪にあり、「秋宮」「春宮」の二ヶ所があります。
 これから向かうのは、そのうち、「上社」の「本宮」です。
 位置関係では、「前宮」の方が茅野駅に近く(それでも徒歩20分程ありますが)、同じ道路沿いに、茅野駅から近い順に、前宮→守矢史料館→本宮と並んでいます。
 そのため、茅野駅から近い順に徒歩で行くのが正しい巡礼の姿?だと思うのですが、今回は長い距離の徒歩を避けて、まずは茅野→守矢史料館までタクシーで行き、守矢史料館から本宮までを徒歩で行く事にしました。
 …守矢史料館以外の訪問地である両諏訪大社にはタクシーがいるでしょうし、この後は本宮→前宮、そして前宮→茅野駅をタクシーで移動するつもりだったわけですが、蓋を開けてみると、どちらにもタクシーはおらず、結局は徒歩で戻るハメになりました。いくらオフシーズンでもこれほどの名所ならタクシーくらいはいるだろうと思っていたのですが…見通しが甘かったです。

 さて、そんなこんなで徒歩で諏訪大社上社本宮まで歩いていきます。
 道すがら目に付くのが、様々な場所に祠があるということです。現在歩いているのが、諏訪大社のすぐ近くだからというのもあるのでしょうが、この辺りだけでなく、諏訪湖周辺の一帯には本当に祠が多いです。
 祠や神社仏閣が多い…だけなら、京都やその他歴史のある街でも結構あるのですが、このあたり…諏訪湖周辺で特徴的なのが、「全ての祠にオンバシラが立っている」ことです。

Photo_4

(写真1:守矢史料館の入口=守矢家の入口にあった祠。「守矢家だから御柱が立っている」わけではなく、街中の民家等にある祠全てに御柱が立っています)

Photo_5

(写真2:梶原塚 鎌倉時代の大祝が梶原景時に助命された事に感謝して建てた塚。下諏訪にあります)

Photo_6

(写真3:手長神社の本殿横にある祠の数々。一つ一つに御柱が立っています)

 こんな感じで、小さな祠であっても、四方には必ず御柱が立っています。そして、諏訪大社以外の神社も勿論御柱が立っており、この後の行程で立ち寄る葛井神社、八剱神社、洩矢神社、手長神社などなど…洩れなく、御柱が建てられています。
 「御柱祭」の勇壮なイメージで、諏訪大社にある大きな御柱だけが印象に残りがちですが、実際には諏訪湖にあるほぼ全ての神社に、そして祠に…御柱が建てられているのです。これら全てが一定期間(6年)おきに立て直されている事を考えると、その事の大変さ…そして、それだけの事が遠い過去から途絶えずに現在まで続いている信仰の深さを感じずにはいられません。


 さて、そうした事に思いを馳せている間に、10分ほど歩くと上社本宮に到着します。
 オンバシラの話が少し長くなってしまったので、一旦ここで切って、上社本宮編は次回の日記で紹介させていただきます。

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