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2008年4月 6日 (日曜日)

東方諏訪旅行記-4 守矢史料館(前編):守矢史料館の概要

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 [上:mixi版/下:守矢神社版]

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 http://september.moe-nifty.com/kikyo/2008/04/post_d107.html

■守矢史料館に到着
 さて、いよいよ守矢史料館です。
Sany5567

 看板を目印に道路から中に入って行き、立派な松の下をくぐって進むと、その奥に門が見えます。
Photo

 表札には「神長官 守矢」の表札。そう、守矢史料館は、守矢家の敷地の中にあるのです。
(後述しますが、「守矢史料館」の敷地自体は史料館の建設時に、茅野市に売却されています)

 門をくぐると、左手に「守矢家祈祷殿」、左手奥に守矢家の家屋(当然ながらここは見学対象外)、右手に「守矢史料館」があります。ちなみに直進すると、その奥は小高い岡になっていて、中程に「御頭御社宮司(ミシャグジ)総社」。上がったところに「神長家裏古墳」があります。

※守矢史料館の外観
Photo_2

※御頭御社宮司(ミシャグジ)総社
Photo_3

※神長家裏古墳
Photo_4


 一通り見たところで、いよいよ、守矢史料館に入って行きたいと思います。

 何か奇抜な建物だな…と思いましたが、この建物の詳細については後に明らかになります(次回~次々回を参照)。

 そして、この守矢史料館の開館時間等ですが、午前9時~午後4時半で、入場料100円。月曜日と祝日の翌日(つまり、休日の翌日)が休館日です。
 入場料100円とやたら安いですが、実は、この「守矢史料館」中はそれほど広くないというより、ぶっちゃけ狭い…というか、2スペースしかありません。「御頭祭復元展示スペース」と、その奥にある「常設展示室」(武田信玄の古文書等。こちらは撮影禁止)だけです。余程興味のある人以外にとっては正直「物足りない」と感じる内容ですし、市教育委員会の施設である事からも100円という値段設定は妥当だと思います。

 そして、気を付けていただきたいのが、「休日の翌日が休館日」だという事です。
 例えば、今回の旅で、もしここに旅行二日目(祝日の翌日)に来た場合、折角来たのに休館だった事になります。
 今後例大祭等もありますし、各種イベントに合わせて諏訪旅行にも行ってみよう、という方もおられると思いますが、例えば日曜日にイベントに行った後に諏訪で一泊→月曜日にここに来たとしても、休館日という事になります。
 この「守矢史料館」だけでなく、下諏訪温泉の各種設備もそうだったのですが、「休日の翌日が休館日」というものが結構あります。折角来たのに開いてなかった…という悲しい思い出を残さないためにも、旅行準備の際に十分な下調べをすることをお薦めします。

■守矢史料館の中へ
 入場料100円を払って、中へ。
 係の方に写真撮影について聞いてみると、手前の「御頭祭復元展示スペース」はOKですが、奥の「常設展示室」はダメとの事。「御頭祭復元展示スペース」は再現したものなのに対して、「常設展示室」は武田信玄の古文書の実物等が展示されているので、そのあたりで対応が変わっているのだと思われます。
Photo_5

 さて、入っていきなり目に付くのが、「御頭祭復元展示スペース」。
 その中で、壁に沢山掛けられている鹿の頭部の剥製?と共に異彩を放っているのが、可愛い兎さんです。
 尻から突き通したオンバシラ…というか串が、脳天まで貫通している素敵な兎さんです。壁に書かれている説明が「兎の串刺」。まさにそのまま。

Photo_6
早苗「永遠亭の皆さんとは、仲良くやって行けそうな気がします」

 その隣には、「脳和」(のうあえ:文字通り「脳」の和え物)と説明書きされた生肉料理(の再現)や、鹿の生首などが並んでいます。

 これは何なのか?というと、諏訪大社の神事である「御頭祭」(おんとうさい。「御柱祭」とは別物です)の再現展示です。(現在の暦では)毎年4月15日に行われている祭礼で、諏訪大社上社前宮の十間廊(ここも後日日記で紹介します)というところで生贄を捧げ、神(ミシャグジ様)と人(その筆頭が神長官:守矢家)が共に宴を開くというものです。
 現在は生贄の鹿等は剥製で代用したりしているようですが、かつては毎年75頭の鹿を捧げていたそうです。
 詳細な説明については、解説しているサイトが結構あるのでそちらを見ていただいた方がいいと思いますが、この「御頭祭」、4月15日に実施ということで、丁度そろそろその時期になりますね。ひょっとしたらニュース等で報道されるかもしれません。

※サナギ鈴
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※守矢家の説明
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※守矢史料館のしおり
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 後、東方関係?資料として外せないのが、壁に掛かっている守矢家についての説明書き、サナギ鈴(ミシャグジ様を「降ろす」のに使う神器)といった展示物。そして、事務所で販売している「守矢史料館のしおり」です。
 特に、守矢家の説明書きや「守矢史料館のしおり」などは現当主の早苗さんを始め、明治以降の守矢家のあらましなども書かれていて資料的価値が高いです。

 ちなみに、「守矢史料館のしおり」は係の人に申し出ると購入できますが、決済関係で何かあるらしく、購入時には購入申込書に氏名等を記入する必要があります。


 一通り(というか2スペースしかないですが…)見終わった後、係の人と、この史料館やその他諸々、いろいろお話を聞いてみました。
 次回は、係の人に聞いて判ったことや、「守矢史料館のしおり」、そして後日調べてみた各種の資料から判った事…守矢家やこの史料館について書きたいと思います。

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はじめまして。カミタクと申します。

 私が運営するホームページ「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
内のサブ・コンテンツ「神長官守矢史料館訪問記」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/NAGANO05.HTM
から、貴記事にリンクを張りましたので、その旨報告申し上げます。

 今後とも、よろしくお願い申し上げます。

投稿: カミタク(神長官守矢史料館訪問記) | 2009年9月21日 (月曜日) 00時51分

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