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2008年5月 6日 (火曜日)

東方諏訪旅行記-10 諏訪大社下社秋宮&下諏訪温泉散策

■諏訪旅行日記:目次へ(バックナンバーへのショートカットがあります)
 [上:mixi版/下:守矢神社版]

 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=767517863&owner_id=6040004

 http://september.moe-nifty.com/kikyo/2008/04/post_d107.html

 さて、二日目目の朝です。
 何故か朝6時に目が覚めてしまいました。そんなわけで、朝風呂も兼ねて、下諏訪温泉の温泉を巡ったり、すぐ近くにある各種史跡を回っていきたいと思います。

■オンバシラ・グランドパーク
 まずは、下諏訪温泉の中心部にある「おんばしらグランドパーク」へ。いや~、旅行前からこの名前を見て、どんな所なのか気になっていたのですよ~。
 さあ、これが「おんばしらグランドパーク」です!

 ……………。
 これはすごいです! 私もこれまでいろいろな所を旅して来ましたが、この種の感動を味わうのは、札幌の時計台を見たとき以来です!!
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(写真1:諏訪三大がっかり名所の一つ、おんばしらグランドパーク)

 …御柱のグランドパークの筈なのですが、そもそもオンバシラが立っていません。がっかり……。どちらにしても、諏訪の地は「どこにでもオンバシラが立っている」ので、尚更、「オンバシラすら無い」事のがっかり度が際だちます。「グランドパーク」という響きで巨大な設備というイメージを持って来たのに、小さなスペースしか無いのもそのがっかり度を助長します。

[桔梗屋長月選定:諏訪の三大がっかり名所](平成20年3月選定)
1.おんばしらグランドパーク
2.藤島神社(諏訪対戦で建御名方神側の本陣があった所)※今回は訪問していません
3.万治の石仏(次回日記の「春宮」にあります)

 …実際の所は、下諏訪温泉の中心部に名のある名所を作る事で、「待ち合わせ場所」的な場所を確保する意図があるのではないかと思われます。でも、すぐ近く(50mも離れていない)に諏訪大社下社秋宮がありますし、待ち合わせならそっちの方が良さそうな気がします。

■諏訪大社下社秋宮
 さて、グランドパークから50mも歩けば、すぐそこに諏訪大社の下社秋宮があります。ここは上社とは違って温泉街のすぐ側にあるので気軽に参拝できますね。地元の方を中心に、朝早い時間でしたが参拝に来られている方がおられました。
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(写真2:諏訪大社下社秋宮の鳥居)

 ここの見所は何と言っても「神楽殿」でしょう。

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(写真3:秋宮の「神楽殿」。天保六年[1835年]落成)

 風神録では6ボス戦の背景となっている建物ですね。八坂様の姿が目に映る様です。
 実はこの秋宮。他の三社とは違って「スペカの元ネタ」の史跡は無いのですが、東方関係を抜きにしても、とにかく、注連縄や手前の狛犬、そして建物自体の巨大さ、壮大さに圧倒されます。諏訪に旅行した際には是非とも見て欲しい名所ですね。
 神楽殿の奥にも幣拝殿等があります(というより、この奥の敷地にある御神木がご神体に当たります)。
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(写真4:とにかく大きな狛犬)

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(写真5:神楽殿をより近くから。とにかく注連縄がすごいです)

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(写真6:注連縄をアップで。直径が1m近くもあります…)


■朝風呂~下諏訪温泉巡り~
 さて、秋宮に朝の挨拶を済ませた後は、朝風呂に入りに行きます。温泉街ということもあり、温泉はよりどりみどり。ホテルや旅館の外来風呂(営業時間に注意)もありますし、数多くの銭湯があるので、温泉好きとしても嬉しいものです。

 とりあえず今回は、秋宮のすぐ近く…というか、敷地が秋宮の中という「ホテル山王閣」へと向かいます。

・ホテル山王閣
 http://www.sannokaku.com/

 ここでは、500円で外来で温泉に入る事ができます。朝5時~夜23時までと入浴可能時間も長いですし、諏訪湖が一望できる露天風呂もあります。
 また、ホテルの駐車場には、弓の名手として知られた鎌倉時代の大祝、金刺盛澄の銅像が建っています。これも一見の価値があると思います。

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(写真7:逆光で少し見難いですが、大祝、金刺盛澄の像)

 さて、温泉に入り終えて、もう一度秋宮を参拝し、下諏訪温泉街に戻ります。
 ちなみに秋宮ですが、温泉のお膝元という事もあり、神社の境内からも温泉がわき出ています……。

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(写真8:秋宮境内の「御神湯」)

 折角なので、もう一件、朝風呂に入って行きます。
 同じく秋宮のすぐ近くにある銭湯「児湯」です。

・遊泉ハウス「児湯」
 http://www.joy.hi-ho.ne.jp/ma0011/T-Nagano100.htm


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(写真9:遊泉ハウス「児湯」の入口)

 この銭湯は、地元の名湯「旦過の湯」と「綿の湯」の混合泉で、秋宮に近いこともあり、観光客も結構訪れている様です。お風呂に入りがてら、一緒に入った方と雑談したのですが、地元の方では無くて、隣の県から足繁く通っている常連客の方でした。こうしたリピーターの方も結構おられるようですね。
 お風呂そのものですが……結構熱めのお湯で、身体を慣らすのに結構時間がかかりました。話によると、近くにある「旦過の湯」(という名前の銭湯)は更に熱くて、50度近くあり、普通の人が入れば悶絶するとか……。
(でも、次回の旅行では挑戦してみたいですね)

 ちなみにこの二件の温泉は、初日の夜にも入っていたりします。旅の愉しみは、やっぱり温泉ですよね。

■「魁塚」(相楽総三墓)
 さて、下諏訪温泉街の外れを歩いていると……町の中に「魁塚」という場所があります。
 この場所は、相楽総三を初めとする「赤報隊」が処刑された場所で、現在は彼らの墓と顕彰碑が建てられています。

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(写真10:魁塚(相楽塚)の入口)

 この「赤報隊」は幕末期に結成された集団で、新政府側として「年貢半減」を宣伝しながら進軍していたのですが、年貢半減は困難だと判断した新政府から「偽官軍」の烙印を押され、この下諏訪の地で処刑されてしまいました。
 相楽総三自身は江戸市中で(幕府への挑発のため)テロ活動を行ったりと、決して「真っ白」な人物では無いですが、新政府によって翻弄され、使い捨てにされた事件だと言えるでしょう。
 昭和62年に朝日新聞が襲撃された「赤報隊事件」という事件がありましたが、この赤報隊が名前の元になっています。

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(写真11:魁塚(相楽塚)の解説)

 この魁塚、普通に下諏訪温泉街の町中にあります。下諏訪温泉に行った際には立ち寄ってみるのもいいのではないでしょうか。

■キワミ発祥の地、下諏訪
 さて、この「相楽総三」ですが、平成6年に「るろうに剣心」で登場した事で一気に知名度が上がる事になりました。
 「るろうに剣心」主要キャラの一人、相楽左之助が赤報隊に憧れて準隊士となったり、尊敬する相楽総三から「相楽」の姓を名乗ったりしており、総三が偽官軍として処刑されるエピソードも克明に描かれています。
 漫画版に登場し、また、平成8年にアニメ化されてから更に知名度が高まった結果、この時期にはこの魁塚を訪れる人(主に女性)が急増したそうです。

 ちなみにこの下諏訪、赤報隊終焉の地というだけではありません。実は左之助が「二重の極み」を会得した(伝授された)のも、ここ、下諏訪の地だったりします。

 そんなわけで実は「るろ剣」とも繋がりの深い下諏訪の地。
 キワミ発祥の地、下諏訪。皆さんも是非、訪れてみて下さい。

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(写真12:諏訪大社下社秋宮と春宮の御朱印)

 次回は、諏訪大社下社、春宮を訪れます。

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コメント

はじめまして。
東方のファンではないのですがネイティブフェイスって曲にハマってしまって。調べてみると、なんと諏訪大社が元ネタということでここに来ました。
大人気の東方の元ネタということで参拝客の方が増えてきているという事実は地元の人間としてはとても嬉しいことです。
ここから私事なのですが、僕は小5まで下諏訪に住んでいました。写真を見ていると、住んでた頃の風景が頭に浮かんできます。
自分が転校するなんて思ってもいなかったあの頃は素直に毎日が楽しかったです。
今は中2なんですが、病気で思い通りに学校にも行けず辛い毎日が続いています。でもあの頃の思い出で生きる気力が湧いてきたような気がします。
東方製作者の方、それにこのブログ主様には感謝しています。ありがとうございました。

投稿: 下諏訪出身 | 2012年2月14日 (火曜日) 02時56分

>下諏訪出身さん

 はじめまして、書き込みありがとうございます。
 私も、元々は東方絡みで諏訪に興味を持ったのですが、実際に言ってみると諏訪(特に下諏訪)がすっかり好きになってしまい、度々下諏訪旅行に行くようになりました。
 諏訪は本当に良いところですね。現在は東方効果で来訪者が増えている様ですが、もっと諏訪自身を好きになって現地を訪れてくれる人たちが増えてくれればと思います。


 下諏訪出身さんは現在は療養中なのですね。健康を回復されて、もう一度下諏訪を訪問できる日が来ることを願っています。
 (勿論、ご自身で下諏訪に行ける様になるのが一番なのですが)私の方でも、前回の訪問から一年ほど間が開いてしまったので、今年はどこかで諏訪旅行をしたいな、と考えています。その際はまた写真付きで旅行記を掲載する予定ですので、また見に来ていただければ嬉しいです。

投稿: 桔梗屋長月 | 2012年2月19日 (日曜日) 22時25分

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