平成20年度 シルク募集馬検討
昨日に引き続きセレクトセールを見ていましたが、何というか、本当に不況なのね…(それでも合計100億近く売れるのはすごい世界ですが)。車にも乗らないですし、直接日用品を買い物するわけでもないので最近の変化にも比較的鈍感だったのですが、今日のセリを通じてまざまざと感じさせられました。
良血馬が軒並み安値で主取りになったりと、例年ならもっと高いかな、と思うケースがかなりあった感じです。主取りになった場合は設定価格の1.5~2.5%の手数料が徴収されるのですが、特にとある牧場は中継スレで「主取牧場」と揶揄される程、主取り連発で、手数料だけでも大変だろうなぁと思いました。設定価格の問題もあるのかもしれませんが、例えば、某「オペラオーのライバルだった馬の母親」にジャングルポケットを付けた、本来なら良血と思われる馬が2000万円までしか上がらなかったりするのですよ。そりゃ気の毒だわ…。
さて、今回は本年度のシルク募集馬の、現時点での出資検討についてです。
・自作の募集馬一覧表
http://homepage1.nifty.com/september/silkH20.htm
・日程
会員優先募集期間締切…7/28(月)午後6時の到着分まで
前週末までに投函の必要有り? 中間発表があるとすれば(21日が祝日なので)22日だと思われますが、パンフが届いてからの期間が短いだけに、それほど口数は伸びていないと思われます。満口まで届く可能性があるかどうか、慎重な判断が必要となりそうです。う~ん、実際に見てみないと判りませんが、この時点で100口を越えていれば満口(抽選)まで行く可能性があるので応募しておいた方が良い…あたりですかね?
後は今年は募集馬検討ツアーが26~27日と直前になるので、ツアーの情報を元に判断することが不可能になっていますね。っていうか、ツアー参加者の方にとっても、「帰ってから欲しくなったので申し込む」事ができなくなっていますね。その場で買うかどうか決めろってか…。
・個人的に良かった馬たち
今のところの出資候補です。既に出資済みが牝馬で1頭(7-10:タニノギムレット×シルキーパレード)なので、世代ではこの中から残り7頭選ぶ予定です。
7-02 デュランダル×グラスファッション 東牡 尾形厩舎 2300万
当歳募集馬。言わずと知れたプラチナム、アルバスの弟。1歳になった改めて見るとパンフレットで見る雰囲気が結構いいですし、デュランダル産駒の評判も概していいようです。アルバスも結果を出しただけに出資候補に。既に50口しか残っていないので早めに決断が必要ですが、できればもうしばらくアルバス、プラチナムの活躍を見届けてから判断したいところです。
……と、ここまで書いていたのですが、残口がかなり減ってきたので、本日出資に踏み切りました。活躍してくれたらいいですね。
俺、この馬に(剣繋がりで)「シルクレーバテイン」って馬名で応募するんだ…(笑)
7-11 ブライアンズタイム×ニシノコマチ 西牝 山内厩舎 2500万
当歳募集馬。BT産駒、山内厩舎と揃ってはいるのですが、兄姉の成績が宜しくないのが悩み所です。シルクの目玉商品だった筈のBT産駒ですが、1歳募集馬が自分にはいまいちに映るので悩ましいところです。
7-17 ステイゴールド×ピアルピナス 東牡 河野厩舎 1300万
特に強調点は無いのですが、「平均的に良い」ので浮かび上がってきた馬。父、母の繁殖成績、調教師共に水準以上なので、確実に1勝以上の活躍は見込めるのではないでしょうか。人気は出ないと思われますので、一年間見守って締め切り間際か入厩時に駆け込みで出資する候補の馬ですね。
7-38 アジュディケーティング×クイーンオブタイム 西牡 加用厩舎 1000万
大筋で「良い」と思った理由は7-17と同じです。こちらも人気はしないでしょうし、駆け込み出資候補ですね。
7-42 クロフネ×ジュウニヒトエ 西牡 山内厩舎 2000万円
母は準OP馬で、繁殖に上がってからも準OPのジェイモードを輩出、その他の産駒も過半数が勝ち上がっており、なかなかいい感じ。父クロフネも種牡馬として今後更に伸びしろがあると思いますし、山内厩舎である事も加味すれば出資に値する水準ではないでしょうか。
7-47 ノーリーズン×シルキーグランス 西牡 山内厩舎 1200万円
父ノーリーズンが未知数ですが、母シルキーグランスの「産駒が全て勝ち上がり」という成績と山内厩舎の存在がそれを埋めて余りあります。
「産駒が全て…」といいつつ、実は姉シルクスイーティー(出資馬)が勝ち上がれるか怪しく、神話(笑)崩壊の可能性が出てきているので、できれば今後スイーティーが勝ち上がれるか見極めてから判断したいところ。でも人気するだろうなぁ…。
7-53 キングカメハメハ×ユウサンポリッシュ 西牝 鮫島厩舎 2500万円
血統的には今年の募集馬の目玉となる、スーパーホーネットの妹。
母の繁殖成績を見ると、スーパーホーネットだけが一発長打で出たわけではなく、その他の兄姉の勝ち上がり率も良いですし、父金亀は2歳戦で既に続々と勝ち上がっています。鮫島厩舎も良いですし、値段だけの価値はあるのではないでしょうか。
7-57 フジキセキ×シルバーバレーガール 西牝 作田厩舎 2000万円
カネヒキリの母の全妹にフジキセキを付けた、血統的にはカネヒキリと同一となる馬です。兄姉も概ね勝ち上がっていますし、かなり期待できるのではないでしょうか。
ただ、この馬の一つ上の兄(父金亀)が歩様悪化のために募集中止になっています。どうも繁殖牝馬にしようと?上の兄たちは濃いクロスの配合をされており(シルクファラオは2×3ですし…)、そのあたりも影響しているのかもしれません。今回の子は5代アウトブリードなので大丈夫そう?ですが、後継繁殖確保のためにさっさと引退させられる可能性も考慮しないといけないと思います。いずれにしても、できればしばらく様子を見て成長を見守りたいところですね。
7-58 フジキセキ×ラビットボール 西牝 小崎厩舎 1200万円
7-57と同じくフジキセキ産駒。個人的には(余程のことがなければ)同一種牡馬産駒は世代で複数は出資しない主義なので、どちらかに絞ります。どちらを取るか悩み所ですね。
7-57程血統的には派手ではないですが、それでも母はG3勝ち馬ですし、伯父にカツラギエースがいます。母が高齢+繁殖成績が微妙に下がってきているっぽいので、そのあたりをどう判断するかですね。
小崎厩舎は昨年開業で未知数な部分も多いですが、昨年は連対率174。今年もここまで概ね同率の成績を収めており、既に重賞も勝っています。期待できるのではないでしょうか。
(ちなみに、一つ下のタキオン牝馬が今年のセレクトセールで800万円で売却されています)
8-07 ブライアンズタイム×シルキーグランス 西牡 鮫島厩舎 3500万円
シルクアルボーレの全弟。これだけで十分に出資の価値があります。母系については兄7-47をご参照下さい。
それにしても今回の募集馬、藤原厩舎予定がいないんですよね。師匠の星川厩舎との関係で、早くからシルクとはあったのですが、今年GIを勝ってリーディングにも手が届きそうになった時点で切れてしまうのは残念です。シルクの上層部の方も、何とかして繋ぎ止めるように努力して貰いたいです。
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