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2009年1月25日 (日曜日)

pomera(ポメラ)の感想(中編)

 前編に引き続き、pomeraの感想記事です。前回から更にある程度使い込んで気がついたことなどを書きたいと思います。

■pomeraについては、こちらを参照…
 http://www.kingjim.co.jp/pomera/

■キータッチについて
 前回の日記で、一つずれた場所を打ってしまうというネタを書きましたが、身体が慣れた?のか、大分ましになってきました。
 (pomeraに限らずノートパソコン系はみんなそうですが)仕様上キーボードとディスプレイの位置関係が固定されているわけですが、たぶんそれが普段使い慣れているものとはずれているのかもしれません。いずれにしても、このあたりは「慣れ」の問題になると思います。

■日本語変換(ATOK)について
 何というか、「期待したほどは賢くない」ですね。それでもIMEとは比べものにならないですが(職場で貸与されているパソコンはIMEで、いつも泣かされています…)。
 それでも限られたメモリの中で組み込まれている簡易型としては十分賢いですし、大筋では文句無いです。個人的には「調教すれば十分問題ないレベル」になると思います。
 あと、パソコンで使えるのにこちらでは使えない機能がいくらかあるのは仕方ないですかね。予測変換等の便利な機能に慣れてしまった身でpomeraで使えない場面に遭遇すると気になる事もあるのですが…。
 個人的に気になったのは「単漢字検索/変換」機能が無いことです。普通の変換とかでは出てこない(普通はあまり使わない)漢字等を出したい時に、読みや部首などから漢字を検索、入力する機能です。これが無い事で、外出先で文章を打っている時に望む単語を打ち込めずに困る場面が出てきそうです。一応文字パレットはあるのですが、一覧表から捜すのはちょっと大変です。
 その手の「特殊な漢字」がよく出てくる様な文章を書いている方は要注意です。香霖堂の「霖」が出せなくて困ったよ…。対策としては、母艦からその漢字が書かれている文章を移動させた後、コピペを使って単語登録しかないかなぁ…。

■外観および材質について
 外観や材質はまあ…カタログ等を見ていただいての通りなのですが、実際手にを取って感じた感想について数点書いておきたいと思います。
(私が使用しているのは「黒」なので、他の色の場合は事情が違うかもしれません)
 天板は鏡面仕上げという感じで、思った以上に高級感があります。「ピアノの表面みたいな感じ」と言えば分かりやすいでしょうか。そのおかげで、値段以上に(とは言っても2万円するわけですが)高級な感じがします。
 ただ、その代わりに非常に指紋の跡とかが付きやすくて目立ちますので、気になる方もいるかも知れません。私もこまめに表面を磨く事が多くなりましたが、「手入れのし甲斐がある」とも言えるのではないでしょうか(笑)

 注意すべきなのは、それ以外の部分(特に下面)がゴムっぽいプラスチックというか、そういう材質だという事です。何が言いたいのかと言うと、「滑りにくい材質」だという事です。
 受験生の方にはいいのかもしれませんし(笑)、このおかげで机の上で作業する際に操作時に滑ることも無く非常に有用なのですが、この「滑りにくさ」が収納する際には邪魔になる場面が出てきます。
 袋や小型の入れ物等、このpomeraを収納する際、本体のサイズだけを見てほぼピッタリの大きさの入れ物を選んでしまうと、このゴムっぽい材質が全然滑らないので、引っかかって大変入れにくいです。かく言う私自身が、そうした入れ物を選んでしまってちょっと後悔しています…orz 皆さんもpomera用の入れ物を選ぶ際にはサイズや形状等をよく吟味される事をおすすめします。

■字の見やすさ
 画面の表示サイズは三段階に切り替える事ができます。写真を貼付してみましたのでご参照下さい。

Sany9432
 文字サイズ 24x24 画面表示 横26縦17

Sany9431
 文字サイズ 36x36 画面表示 横20縦12

Sany9430
 文字サイズ 48x48 画面表示 横13縦08

 上記の3段階ですが、これとは別に設定できる「行間の大きさ」の影響を受けます。上記の数字は行間「小」の場合で、行間「大」にすると、一番上の設定の場合、表示行数は17→14行になります。
 一番大きな48x48ドットは文字が大きすぎて(=画面の文字数が少なすぎて)長い文章の作成時には使いにくい(目の遠い方向け?)ですが、他の2モードは特に使っていてストレスもなく程良い感じではないでしょうか。24x24でも字が小さすぎるという感じは特にありません。
 ただし、「上記3種類にしか設定できない」ので、たとえば原稿を書く際に、仕上がりのレイアウト(行数や文字数)に合わせてチェックする様な事ができないので注意が必要です。

 また、液晶にライトは付いていないので注意が必要です。…とは言っても、液晶そのものの視認性が非常にいいので、余程暗い所で使わない限りは全く問題ないと思います。変にライトをつけて電池の保ちが悪くなるよりはこのままの方がいいかな…。

■字を打つことのみに特化
 言い変えれば「テキストを書く事しかできないこと」。字面だけ見ればマイナス要素に見えますが、これはものすごいプラス要素です。
 この記事を見ておられる方は趣味や仕事、様々な方面で文章を書いておられると思いますが、文章を書いている時に襲われる様々な誘惑、そしてその誘惑に負けた事による後悔の数々……は、私がここで説明するまでもなく、胸に手を当てればいくらでも思い浮かぶと思います(笑)
 勿論文章書きはパソコンを使えばいくらでもできますが、パソコンはネットに繋がっています。そして、ネットを切っても、パソコンにはゲームがインストールされています。
 しかし、pomeraはそうした誘惑とは無縁です。勿論ゲームもネットも実装されていません。なにげにこうした「テキストを書く事だけに特化した」機械はワープロが廃れてからは存在せず、強いて言えば「ネットにも繋がず、ゲーム等も一切入っていないパソコン」を用意するしかなかったわけですが、そうした機械が久々に現れた事になります。
 思えば、私も昔は家にワープロがあって、その機能は今のパソコンに普通に入っているテキストエディタと比べても遙かに貧弱だったのですが、それでも、あの頃の方がより楽しく、夢中になって「文章を書くこと」に没頭していた様な気がします(注:単に私が年を取っただけである可能性もあります(笑))。こうして久しぶりに文章を書くこと「だけ」に没頭できる環境が戻って来た事で、文章を書く早さだけでなく、「質」も上がらないかな、と少し期待しています。

 そして、携帯性の高さ(畳んだ状態ではほぼ手帳サイズです)と、いつでも即使えるフットワークの軽さ。これを入れると、文章「だけ」を書く環境としては当時よりも遙かに恵まれたものになります。図書館(勿論許可されている場所ですよ)や喫茶店での筆の進み具合は素晴らしいです(笑)


 ほぼ購入から一ヶ月が経ち、いろいろ文章を書きましたが、ここに至ってようやく電池の目盛りが一つ減りました(それでも2/3残っている)。本当に長持ちしますね……。
 前後編の予定でしたが、もう少し書くネタが残っているので、また次回に続きます。

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