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2009年8月28日 (金曜日)

選挙と週末の競馬等日記

「すいませんー! 出口調査にご協力下さい。貴方はどなたに投票されましたか?」
「はい。私は今回国政に転身した東風谷(ひがしかぜたに)知事に投票しました!」
「は、はあ……」
「挨拶から学ぶ! 常識に囚われない政治! 国政は退治のし甲斐のある妖怪のようなもの! すばらしいと思います! 東風谷知事ならきっと、諏訪にリニアの駅も引っ張って来てくれると思います!」
「あ、あの、ここは大阪なんですけど……」


 というわけで、今週末は衆議院選挙がありますね。
 我が一族は代々(というより母方の祖父からですが)国政選挙の際には遅くまでTVに張り付いて選挙速報を眺める……という伝統?があったのですが、最近は8時になった瞬間にかなり正確な予想が出るので興ざめです。
 深夜まで選挙速報を見て、じわじわと議席数が決まっていくのを見て楽しむのが選挙の醍醐味だと言っていたお爺ちゃん。孫の時代、私の生きるこの時代からは、もうそんな風情は失われてしまいました。
 風情はともかくとして、8時直後にほぼ正確な結果が出るというのは、遅い時間にわざわざ投票に行く人に無力感を与えて、投票率低下に繋がると思うのですが、いかがなものでしょうか。
 現実問題として出口調査を規制するのは困難だと思いますし、せめて出口調査の精度を下げてやる位しか、有権者(というより選挙速報フェチ)にできる対抗策はないと思います。そんなわけで、出口調査に遭ったら実際の投票とは違う事を言ってやろうといつも脳内でシミュレーションしているのですが、うちの投票所にはなかなか出口調査が来ません……。


□レパードSから一週間、競馬日記

 ううっ…それにしても、「重賞(というかGI)で斜行、降着した主人公が木刀でしばかれる競馬SS」を書いてから早数年。まさか自分の出資馬が木刀でしばかれた騎手に重賞で斜行、降着させられる事になるとは思いもよりませんでした。やはり運命は巡るというやつでしょうか(笑)
 
 そんなわけで、先週はレパードSで酷い目に遭ったわけですが、気を取り直して今週も頑張って行きたいと思います。

>今週の桔梗屋出走馬[H20:93-95]

■土曜小倉5R 3歳未勝利(T1200)シルクユニヴァース号出走 12:40
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c200910030505

 ユニヴァースが土曜の未勝利戦に出走します。
 復帰戦の前走は7着と期待はずれの結果でした。今回は前走よりも上向いている様ですし、より上位の期待が高まります。
 問題は、もう未勝利戦が僅かしか残っていない事です。「より上位」では無くて、勝たなければなりません。勿論今回勝てばいいのですが、今回5着以内に入らないと次走(スーパー未勝利)への出走もできないという状態です。何とかここは最低でも5着以内に来て貰いたいです。対戦メンバーとしては前走2着馬が3頭いますがいずれもその前は9着以下と不安定な成績ですし、展開次第では十分勝機はあると思うのですが…。

■土曜新潟12R 3上500万下(D1800)シルクメルヴェイユ号出走 16:30
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c200904030512

 メルヴェイユが復帰戦を迎えます。
 2月の再ファンド後初のレースでは8着に入り、元未勝利からの復帰ながらも500万下でもやっていけるかも…と思われる無い様でした。しかし、直後に骨折が判明。今回は復帰初戦となります。
 今回は厩舎側も一度叩いてから…と発言しており、長期休養開けな事もあり、いきなりはどうかな…というところです。メンバー的にはかなり恵まれていますし、何とかそれなりのレースをしてもらって、次走に繋いで欲しいところです。

■日曜小倉11R 3上500万下(T1800牝)リーガルアミューズ号出走 16:10
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c200910030611

 リーガルアミューズが日曜の小倉に出走します。
 前走は僅差ながら5着。秋華賞路線を目指す3歳勢の中での好レースでしたし、これで4戦連続掲示板を確保。今回も引き続きの期待が掛かります。
 とはいえ、今回はかなりメンバーが揃っています。前走3着馬が4頭、掲示板が2頭、未勝利勝ちが3頭……と、有力なメンバー揃い。しかし、勿論リーガルアミューズ自身もそのうちの一頭です。ここで上位進出…そして勝ってくれれば、今後の期待も益々高まります。良いレースを期待したいと思います。

>今週の桔梗屋出資馬あらすじ
・ルンバが帰厩。
・ストレングスは今週の出走は自重、栗東へ移動。
・メビウスが宇治田原に放牧(期間や次走の情報は今のところなし)。
・エステートは放牧予定。
・オールディーが放牧。

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2009年8月23日 (日曜日)

テスタマッタ開封延期

 まあ、今回は仕方が無いですね。
(レパードSの結果はもとより、元々のワインの購入理由だった身内の退院が予定より数日延びたからですが。※別に悪くなった訳でなく、手続き上の都合です)
Photo

 テスタマッタで乾杯は次の週末に持ち越しとして、今日はいつも飲んでいる自作ワインで我慢する事にします。
(※注:アルコール度数は1%未満です)

 メビウス、領家先生、厩務員の皆さん、今回はお疲れ様でした。次走も頑張って下さい。そして田中博康騎手、怪我を早く治して復帰する事を願っています。

 今後ですが、(微妙に間が空きますが)次走はシリウスSあたりで、その後は結果次第でJBCや武蔵野Sといったあたりでしょうか。
 結果の数字はともかく、3歳上位の力は間違いなくあると思いますが、今後は古馬との力関係が鍵となります。次走も頑張って貰いたいですね。

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2009年8月21日 (金曜日)

テスタマッタで勝利の美酒

 そんなわけで、先日注文していたワイン「Testamatta(テスタマッタ)」が届きました。

Photo
(写真参照:生産者のサイン付き)

 言うまでもなく「あの馬」の馬名の元ネタです。ちなみにこのワインの生産者の方が「ビービー」(・グラーツ)さんなので、微妙にメビウス自身とも関係がある様な気もします(笑)
 以前からこの銘柄自身の評価が高く、気になっていたので、この機会?に購入してみました。結構奮発してみました。さよなら諭吉さん……。
(実際のところは、今回購入したのは「限りなく本物に近いセカンドワイン」でして、「そのもの」を買うと更に倍額が飛んでいくわけですが)

 そんなわけで、今回残念ながら新潟遠征には行けませんが、日曜日はワイン片手にメビウスを応援したいと思います。願わくば、レース後に勝利の美酒となる事を。そして、今回の賞金で本物のテスタマッタワインを購入して、次に(もっと大きなレースで)再び相まみえる時に、改めて勝利の美酒とできる事を願いたいと思います。

>今週の桔梗屋出走馬[H20:89-92]
 勿論メインイベントは日曜日のレパードSなわけですが、土曜日の3鞍もそれぞれかなり期待できるレースです。できれば一つでも勝って前祝いと行きたいところです。

■土曜札幌1R 2歳未勝利(T1800)シルクタイムレス号出走 10:40
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c200901020701

 タイムレスが土曜札幌1Rに出走します。
 期待とは裏腹にデビューから2戦して6着-7着といまいちな成績。しかし、連闘での出走でしたし、もっと距離が長い方がいいのでは、という感じのレースでした。短期放牧を挟み今回は芝1800と望み通り?距離が伸びての一戦となります。前進に期待したいです。
 …が、今回はかなり相手が揃っており、前走馬券に絡んだ馬が7頭もいる組み合わせです。いきなりはどうかとは思いますが、まずはそれなりの走りを見せて貰って、次走に繋いで欲しいと思います。

■土曜札幌4R 2歳新馬(T1500)シルクオールディー号出走 12:30
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c200901020704

 オールディーがデビュー戦を迎えます。
 前回の日記でも取り上げましたが、育成時から評価が高く、入厩後も調教時計の定評のあるGI馬ローレルゲレイロに先着するなどかなり順調にここまで来ました。当然今回もデビュー戦から結構期待できると思います。
 とはいえ、今回は対戦相手も評判馬が揃っています。アドマイヤロイヤルはラインクラフトの弟ですし、ミラクルレジェンドは藤原厩舎の期待馬で良牝系。そして、カネトシディオスやアニメイトバイオはオールディーよりも調教時計がいいです。個人的には日曜日の1800m戦の方に回って欲しかったですが…これらのメンバーの中でどこまで通用するのか、注目したいと思います。

■土曜札幌6R 3歳未勝利(D1700)シルクエステート号出走 13:35
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c200901020706

 今度こそ勝利の期待を込めて、エステートが土曜札幌6Rの未勝利戦に出走します。
 ここ3戦連続で2着。いつでも勝てそうなのですが、毎回強い馬が同じレースに出てきて足元を掬われる…というレース続きです。調子落ち自体は無い様なので、今回も引き続き勝利の期待が掛かります。
 今回のレース選定は、前走2着馬×3頭の5Rよりはマシで、エステート以外に前走で馬券に絡んだ馬は1頭のみ。しかし、2着経験があったり前走僅差に来ている馬がそれなりにいるので、それらの馬に足元を掬われないかというところですね。しかし、この相手関係であればさすがに今回で決めて貰いたいところ。何とか勝って欲しいと思います。

■日曜新潟11R レパードS(重賞:D1800)シルクメビウス号出走 15:45
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c200904030411

 重賞2勝目をめざし、メビウスが新設重賞、レパードSに出走します。
 前走、JDD2着後に短期放牧。今回が復帰初戦となります。主戦の田中博康騎手がケガで乗れないのが残念ですが、吉田豊騎手を確保。調教本数が少ないのが気がかりでしたが、時計を見る限りでは問題なさそうです。秋に向けて賞金を上積みしたいところです。好レースを期待したいです。
 今回の対戦相手ですが、前走で対戦したテスタマッタやゴールデンチケットが不在である事を除いて、ほぼ3歳ダート有力馬が勢揃いという状態となりました。これまで戦ってきた強敵達は勿論、別路線から勝ち上がってきた有力馬も揃い、非常に豪華なメンバーとなっています。出資馬が出走しているという事を抜きにしても非常に楽しみで、この時期に重賞を作ったのは正解だったと言えるのではないでしょうか。
 その中でも前走レコードで楽勝したトランセンドが多分1番人気で、メビウスは2番人気あたりでしょうか。トランセンドを初めとする別路線組、そして芝からの転戦して来たディアジーナ等との力関係は正直走ってみないと判りませんが、端午S→ユニコーンS→JDDと王道を歩んできたメビウス自身も当然最有力候補です。是非とも良いレースを見せて貰って、願わくば、新設重賞の最初の優勝馬として名を残して貰いたいと思います。


>その他、桔梗屋出資馬あらすじ
・アーネスト、ストレングスが帰厩。
・ユニヴァースは今週登録も除外。
・ルンバが帰厩予定。
・サリールが放牧。

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2009年8月20日 (木曜日)

春ですよー! → もう秋です…

 園田に移籍後、3戦3勝と快進撃を続けるもその後骨折療養していたシルキーリリーが今日の園田のレースで10ヶ月ぶりに復帰戦を迎えました。
 休養前の実績から、単勝1倍台の人気に押されていたのですが……やはり骨折からの休養開けが響いたのか、最下位という結果でしたorz

 http://race.netkeiba.com/?pid=race_nar&id=c200950082007

 まあ今回は故障からの休養開けでしたし、もう一走様子を見てもいいかとは思いますが、この調子だと再ファンドは厳しくなったかなぁ……


■桔梗屋新馬紹介:シルクオールディー

 オールディーが土曜日札幌(芝1500m)でのデビューが決まりましたので、紹介記事です。
 対戦相手には良血馬、好調教馬が多いです。個人的にはメンバー面を考えて日曜の1800m戦に回ってもいいのでは…と思いましたが、何はともあれいいレースを期待したいです。

【シルクオールディー】(7-50)(Olde=母名の一部)
 父:マンハッタンカフェ
 母:*クインオブオールディー(母父:Kris S)
 平成19年3月20日生 牡 栗東・昆厩舎
 募集価格2500万円

 http://db.netkeiba.com/horse/2007104457/


 今年ついにGI馬を出し、現在種牡馬リーディングを確保しているマンハッタンカフェ産駒です。
 母親はKris S産駒の輸入馬で、兄バクシンミノルが1勝等の成績です。その他にも地方で勝ち上がっている産駒がおり、まだ未知数ですが水準級の繁殖能力があると判断しました。一つ上の全姉が未出走なのが気になりますが…。
 育成時から評価が高かったこの馬。入厩後はゲートが苦手という情報もありましたが、以外にあっさりと?ゲート試験も合格してくれました。その後の調教でも追い切りで同厩舎のローレルゲレイロに先着するなど順調な様です。期待しています。

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2009年8月17日 (月曜日)

週末はワイン片手にレパードS観戦(予定)

 私事ながら、私の身内が短期入院していたのですが、大したことも無く無事に今週末に退院する事になったので、そのお祝いとしてワインを注文しました。
 ちょうど週末のレパードSに出走するシルクメビウスとある意味縁のある?名前である事、それ以前から周辺での評価が高く、前々から気になっていた事を加味して、奮発して「あの銘柄」を注文してみました。今から届くのが楽しみです。果たしてどんな味なんだろう……。
 開けるのは土曜日の予定ですが、レパードSの施行される日曜日分も残しておく予定です。願わくば、勝利の美酒になればと思います。
(続報については、次回の日記にて…)


■今週は「レパードステークス」

 そんなわけで、今週末(16日)はシルクメビウスの出走予定のレパードSです。

 本来であればJDD2着と最有力候補としての出走だった筈なのですが、ここに来て豪華なライバル勢が多数出走して来ました。
 同じ新潟1800でレコードで楽勝したトランセンド、同じく3連勝のフサイチセブンとエーシンモアオバー(勝ち上がった時の2着が出資馬のエステート…)。更にはグロリアスノア、ワンダーアキュート、スーニ、芝路線からはディアジーナなど、非常に面白いメンバーが揃いました。これは楽しみです。
 新たな強敵も多数出走しますが、できれば今後のためにも2着以内に入って賞金を上積みして貰いたいところです。
 先週末に鞍上の田中博騎手が落馬、全身打撲、外傷性ショックで騎乗が危ぶまれていますし、メビウス自身も帰厩からまだ一本しか追っていない(今週の水木にもう一本追加?)のが気になりますが、いい競馬を期待したいですね。


■東方星蓮船のネタバレ?(多分ネタバレなので注意)

 私自身はそもそも帝都に遠征しておらず、当然「星蓮船」も入手していないわけですが、帝都に遠征していた知り合いから、ぼそっと短いメールが送りつけられてきました。

続きを読む "週末はワイン片手にレパードS観戦(予定)"

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2009年8月15日 (土曜日)

大阪居残り競馬日記

 帝都では夏祭りが行われているわけですが、私は今年も大阪にて居残りです。
 来週のレパードSもそうですが、金曜や月曜に出席必須の会議があるとどうにもならないなぁ…みんな盆くらい休もうよorz
 遠征されている皆さんのご武運を!


 そんなわけで、こちらはいつも通り競馬です。
 前の開催で馬券道場も五段に上がりました。過去最高が六段ですし、一応今後全て昇段できれば馬券名人(十段)の可能性も残されています。今開催でも頑張って昇段を目指したいと思います。

>今週の桔梗屋出走馬[H21:86-88]
 今週は土1日2の3鞍です。リーガルアミューズはかなりのチャンスあり、残り2頭は前走よりは上積みがあるのでどこまでいけるか…という感じです。

■土曜新潟9R 鳥屋野特別(T1800)リーガルアミューズ号出走 14:35
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c200904030109

 新潟9Rにリーガルアミューズが出走します。
 ここ最近復調しており、近走2-4-2着と堅実な内容です。今回短期放牧を挟みましたが調子にも問題なく、今回は2勝目を挙げる大チャンスだと思います。鞍上の内田騎手も(今週は)騎乗停止にならずに出られましたし、是非ともここで決めて貰いたいですね。
 対戦相手としては、前走現級勝ちのコスモザガリアを筆頭に、フローラS5着のエオリアンハーブ、後は近走上位に来ている馬が数頭+未勝利を勝った馬たち…とそれなりに相手は揃っていますが、能力的には十分通用すると思います。いい競馬を期待したいです。

■日曜小倉3R 3歳未勝利(T2000牝)サリール号出走 11:20
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c200910030203

 サリールが復帰2戦目を迎えます。
 復帰戦の前走は先頭で直線に入ったものの失速…と、久々が響いた形になりました。前走と同条件となる今回は叩いての前進が期待されます。
 対戦相手は2頭程前走3着馬がいますが、その前は2桁着順と不安定な成績。その他に前走馬券に絡んだ馬はいないので、展開次第では上位進出の芽は十分あると思います。
 時期的にここで掲示板に載っておかないと、この開催でもう一回…そして次の「スーパー未勝利」への出走も難しい、という情勢です。何とかここは5着以内に入って欲しいと思います。

■日曜新潟12R 3歳未勝利(D1800)シルクアルバス号出走 16:30
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c200904030212

 アルバスが復帰2戦目を迎えます。
 復帰初戦の前走は休み明けが響いたのか9着と敗退。叩いた今回は調子も上向いているようですし、前進を期待したいと思います。
 対戦相手は、前走2着、3着が1頭ずつといった感じです。こちらも展開次第では掲示板以上も目指せるのではと思います。いい競馬を期待したいですね。


>その他、今週の桔梗屋出資馬あらすじ
・タイムレスが帰厩。
・ナトゥールが伊藤厩舎に入厩。

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2009年8月 7日 (金曜日)

今週の競馬日記

 近走の状況から、シルクスイーティーの引退が決定しました。
 4勝しているアルボーレを始めとして産駒の全てが勝ち上がっているグランス家(シルキーグランスの産駒)として多大な期待を掛けられていたスイーティー。成績が振るわず、ついに「産駒全てが勝ち上がり」という伝統が絶たれてしまうかと思われましたが、9月の地方交流戦で単勝145倍という状況でいきなり勝利、一族の伝統を守った時には本当に驚きました。地方交流戦であれば500万でも掲示板に入りましたし、もうしばらくは頑張れたのでは…とも思いますが、まずは、長い間お疲れさまでした。できればシルキーグランスの後継として繁殖に上がってくれればいいなぁ……。
 「産駒全てが勝ち上がり」のグランス家の伝統の方ですが、継続されるかどうかは、現3歳の出資馬、シルキールンバの活躍に掛かっています。体質が弱いこともあり11着→9着で次走で一発勝負…という、正直厳しい情勢ですが、血の力に期待したいと思います。何とか勝って貰って、下のマッドネス(非出資)、8-7(アルボーレの全弟、出資)に伝統を繋いで欲しいところです。


>今週の桔梗屋出走馬[H21:85]
 今週は土曜の一鞍だけですが、かなり期待の高いエステートの出走です。
 3歳未勝利勢は先週出走のサリール&ユニヴァースの2頭がまさかの掲示板を外す敗戦で状況が厳しくなってきました。現時点で今後多分勝ち上がれるだろう…と思われるのは今回出走のエステートただ一頭になってしまいました。とはいえ、時期的にエステートも出走できるのは残り2~3回といった所でしょう。是非とも明日のレースで勝ち上がって貰いたいところです。

■土曜札幌3R 3歳未勝利(D1800)シルクエステート号出走 11:40
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c200901020303

 エステートが札幌の未勝利に出走します。
 復帰後はダートに転じて堅実な活躍。運悪く強い相手(ここ最近対戦した勝ち馬は500万も連勝している馬が多いです)と当たるパターンばかりでなかなか勝ち上がれませんが、未勝利では上位の力を持っている事は確かです。
 今回のメンバーですが……今回も強そうな相手がいます。4戦連続で馬券に絡んでいるキーネプチューンと前走ダートで好時計2着のディアトウシロウです。相変わらずくじ運?かレース選定の間が悪いというか……。成績的にはこの2頭との三つどもえになると思います。持ち時計では十分に対応できると思いますが、スタートのあまり良くない馬なので、そのあたりがどう出るかでしょうか。
 そろそろ残り時間も限られて来ましたし、何とか今回で決めて欲しいと思います。


>その他、今週の桔梗屋出資馬あらすじ
・オールディーがゲート試験合格。
・メビウスが1日に帰厩。

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2009年8月 3日 (月曜日)

東方竹取物語考察 5:難題「龍の頸の五色の玉」

■東方竹取物語考察:目次
 http://september.moe-nifty.com/kikyo/2009/05/post-f11c.html

■難題「龍の頸の五色の玉」(大伴御行)

【大伴御行(おおとも・の・みゆき:635[舒明天皇7]-701[大宝1])】

 大和朝廷成立に重要な役割を果たした大伴氏の当時の当主。壬申の乱で功があった。

 大伴氏は天孫降臨時から天皇家に仕えていた軍事氏族(瓊瓊杵尊の先導をした天忍日命が祖神)で、「撃ちてしやまむ」で知られる古代最強軍団「久米の兵」を率いて大和朝廷の勢力拡大に大きく貢献した。徐々に政治的な権力も持つようになり、中でも大伴金村は「大連」として継体天皇の擁立に関わる等政権の中枢で活躍し、この時期に大伴氏の勢力は最盛期を迎えた。
 金村の失脚後、蘇我氏の台頭と共に政権の頂点からは脱落するが、それでも有力氏族として政権の中枢に多数人材を輩出した。大伴弟麻呂が初代の征夷大将軍(彼の後任が有名な坂上田村麻呂)となるなど軍事面でも活躍している。また、大伴旅人、大伴坂上郎女、大伴家持などの歌人を輩出するなど文化的な貢献度も高い。
 御行の父大伴長徳は右大臣。壬申の乱で活躍した大伴吹負は伯父(長徳の弟)。
 御行の死後は弟の安麻呂が当主となり大伴氏を率いた。以降活躍した大伴旅人、大伴坂上郎女、大伴家持等は御行ではなく、安麻呂の子孫に当たる。
 延暦4(785)年、歌人でも知られる当時の当主、大伴家持が藤原種継暗殺事件(家持の没直後に発生)の首謀者とされ、一族が多く連座させられた事から勢力を失う。
 弘仁14(823)年に淳和天皇が即位した時、御名が「大伴」であった事から名を避けて「伴」に改姓。
 貞観6(864)年、伴善男が130年振りに大納言まで出世し、再び繁栄に向かうかと思われたが、応天門の変(政敵・源信に放火犯の濡れ衣を着せようとしたが、逆に自分が犯人だと露見)で失脚、大伴氏は歴史の表舞台から姿を消した。


 というわけで、今回は大伴氏です。
 昔いろいろ調べた事があるのですが、大伴氏の栄枯盛衰(というか衰退の課程)、特に最後を飾る「応天門の変」は、何というか歴史の深さを感じさせるもので、本当に興味深いものでした。
 かつての名族が衰退して「大」が取れて(実際は↑の理由なので衰退が原因ではないのですが)ただの「伴」氏にレベルダウン。
 最後の当主はとても軍事氏族とは思えない名前の「善男」。
 その善男さんは政敵を追い落とすため放火事件を起こすも自分が犯人だと露見し、逮捕されて失脚。ちなみに、部下に命じるのではなく自分で火を付けに行くマメさです。
 とどめとして、その一連の行動は「伴大納言絵巻」として漫画化?され、国宝として末永く伝えられる事となったのでした……
(ただし「応天門の変」は、藤原氏の陰謀説もあるので、彼が犯人ではないかもしれません)

 ちなみに、「伴大納言絵巻」は「応天門の変」を描いた巻物なのですが、今見てもかなり見応えがあって面白いです。
 この絵巻の中で、庶民の子供同士が喧嘩→負けた子供の親(伴善男の従者)が出てきて勝った側の子供を蛸殴りに→もう一方の親が激怒→実はこの親が伴善男が放火する所を見ていた→訴え出て伴善男逮捕 ……という筋なのですが、親が出てきて子供の喧嘩相手を蹴飛ばすシーンでは、蹴られた子供が海老反りになって吹き飛ぶというとても平安時代に描かれたとは思えない漫画的表現が面白くて、非常に強く印象に残っています。
 私が学生の時は、日本史の資料集には必ず載っていたものですが、今はどうなのでしょうか? 皆さんも見る機会がありましたら是非ご覧になって下さい。

 ちょっと御行本人にあまり語るべきネタがないので(笑)大伴氏全般の話になってしまいましたが、そんな大伴家のご当主様に輝夜が出した難題は「龍の頸の五色の玉」。文字通り、龍の頸(くび)にあるとされる五色に光る玉です。

 大伴御行に輝夜姫が出した難題、「龍の頸の五色の玉」。龍の頸(くび)にあるとされる五色に光る玉です。
 龍といえば、口に玉をくわえている姿で描かれている事が多いですが、あれでしょうか? それなら、頸(くび)ではなく顎(あご)になるっぽいですが。ううむ……
 色々調べてみると、正倉院に実物?である「五色龍歯」が納められているようです。実際には龍ではなく、ナウマン象の歯(臼歯)の化石のようです。臼歯…なので、やっぱり頸(くび)よりも顎(あご)の方がイメージが近いですね。鎮静作用のある漢方薬として使われていたらしいです。この「五色龍歯」が入ってきたのが平安時代とされており、元ネタに使われた可能性もあるようですね。
 まあ、龍であれ、ナウマン象であれ、入手が極めて困難なものである事に違いはありません。肝心の宝物が龍の頸にあるということで、龍を発見するだけでも大変なのに、龍を倒さないと入手できないのです。

 難題を突きつけられた大伴御行ですが、そこは古来から続く武門の頭領。一族を挙げて龍の頸の玉入手に乗り出します。
 私財をなげうって旅費として渡し、一族に龍を探し出して頸の玉を取ってくる様に命令。一族の者達は龍探索に各所に散っていきます。が、肝心の部下達は余りにも無茶な話なので、その多くは命令に納得がいかず、旅費だけ受け取って自宅に籠もったり、自分の家族に配ったりする始末。龍探索は遅々として進みませんでした。
 業を煮やした御行は「龍を射殺して頸の玉を取ってくる」と自ら出陣。が、そもそも射殺す以前に龍がどこにいるのか判りません。船で当てもなく彷徨うしかありませんでした。

 そして、船が筑紫の国に差し掛かったとき……異変が起きました。
 御行が乗る船を突然、雷を伴った暴風雨が襲います。
 この時代、船旅での嵐は今以上に強い恐怖の対象でした。遣隋使/遣唐使がしばしば遭難したり、鑑真が来日中の船が遭難して失明したり……という逸話が示すとおり、船旅は命がけだったのです。
 龍が襲ってきたのか、それとも天罰か。突然襲った暴風雨に、恐怖に脅えた御行は船の中で「龍の神様、殺そうとしてすいませんでした。二度としません」と誓いの言葉を唱え続けます。武門の頭領である筈が、完全に形無しです。
 プライドを捨てて祈った甲斐があったのか暴風雨は収まり、船は数日後播磨(明石)に流れ着きます(かなり長い距離を流されてますね)。播磨国の国司に連絡して迎えに来てもらいますが、体調が悪くて起きあがれません。
 ようやく起きあがると、重病のせいか、それとも龍の呪いなのか……腹が大きく膨れあがり、両目は李(すもも)を二つくっつけた様な瘤になっているという悲惨な有様。それを見た播磨国司からは笑われてしまいました。
 ようやく自宅に帰還すると、前妻(輝夜姫を妻に迎えることを見越して離縁していたのです)からは嘲笑われ、留守の間に自宅の屋根(茅葺き?)は鳶や烏が巣にするために持って行ってしまい、ぼろぼろになっていました。
 世間からは「龍の頸の玉を取りに行ったのに、得たのは眼についた玉(瘤)だけだった」と嘲笑されます。
 これに懲りた御行は、二度と輝夜姫には近づきませんでした……。


 ……と、言う感じで五人中、一二を争う無様さで難題に失敗した大伴御行。
 以前も触れましたが、彼だけがほぼ実名そのままで出ていますし、ここまで酷く描かなくていいのでは、と思うほどの悲惨な失敗振り。
 大伴氏が健在な時期にこんな物語を書けば只で済むわけがない……ということで、この件は竹取物語が書かれた時期が大伴氏が没落した(前回触れた「応天門の変」の起きた貞観八[866]年)以降ではないか、という説の根拠になっています。

 そんなこんなで大伴御行も脱落。
 次回の挑戦者は、石上麻呂(難題「燕の子安貝」)です。

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