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2010年8月 9日 (月曜日)

シルクHC 平成22年度(2010)募集馬検討-1

■シルクHC 平成22年度 1歳募集馬リスト
 http://homepage1.nifty.com/september/silkH22.htm

 毎年恒例、募集時期という事で作りました。
 私の寸評や謎の評価ポイント付けなどもあって、自分にしか判らない世界と化していますが、各馬の血統表へのリンク等は便利に使えると思います。


 ざっと募集馬を見ての感想ですが、前々から各所でも言われていますが、
・牝馬率の増加
・社台系募集馬の増加
・過去からのシルク縁の血統の減少

 あたりが特徴でしょうか。
 特に特徴的なのが社台系募集馬の増加という事になりますが、実際に社台系統から提供されている馬たちを見ると、社台側、そしてシルク側の双方が…特に前者がよく考えて出す馬を選んでいるなぁという感じです。
(選定の経緯については外部からは判らないので、実際はシルク側が好きに選べる状態なのかもしれませんが)

 何というか、実に「走るか走らないか未知数」な馬が多いです。
 勿論、馬というものはデビューするまで「走るか」(活躍するか)は判らないわけですが、ここで言っている「未知数」というのは、血統的に見て走るか走らないかの期待値が判らないという事です。

 具体的には、今回の募集馬には、「父親は種牡馬としてGI馬出しまくり! 更に母親の産駒には重賞勝ち馬の○○が!」という(父母ともに活躍している)馬はいなくて、

・父親が新種牡馬、またはデビュー直後で十分に実績が無いので能力が未知数
・母親の産駒がまだ少なくて、繁殖能力が未知数

 特に社台系の募集馬は、ほとんどがこのどちらかに当てはまります。
 特に後者に当てはまる募集馬は……穿った見方なのかもしれませんが、最初の産駒数頭がまだ勝ち上がっていなくて、繁殖牝馬として見限るかどうか悩んでいるっぽい(笑)母親の産駒が目立つように見受けられます。

 ただ、ここで気をつけなければならないのは、(否定的な言い回しをしてしまいましたが)こういった募集馬が「走らない」わけでは決して無いという事です。未知数な度合いが強いというだけで、こうした馬たちがいきなり大活躍をする可能性は十分に考えられます。何と言っても、天下の社台の生産馬なのですから……。
 ただ、こうした「走るかどうか未知数」な馬を自身で持たずに、リスクを他者に負って貰う……という姿勢は経営的には至極正しいですし、(能動的にそうしているのか、それとも自然とそうなったのかは判りませんが)社台はよく考えているなぁと感じました。
 そして、未知であるというリスクを負うことで、活躍する(可能性がある)馬をそれなりの価格で仕入れてくるシルク側も経営的には良い判断だと思います。
 これで「当たり」が入っていればみんなが幸せになれますし、できればそうなってくれる事を期待したいですね。


 そんなわけで、未知数な要素の多い、今回の募集馬。
 個別の馬を見る事のできる相馬眼があって、未知数な中からでも素質のある馬を選べる能力のある方については、今回の募集馬は(「宝」が入っているのかは私には判りませんが)宝の山に映るのではないかと思います。
 ……問題は、私にはそんな「個別の馬を見る」能力が無い事です(笑)

 私個人は「派手な未知より、地味な実績」を選定基準としてこれまで馬を選んで来たので、こうした変化は非常に困ってしまいます。
 例えば、今回の募集馬はディープインパクトを初めとする錚々たる新種牡馬が並んでいますが、私にとっては、少なくとも産駒が実際に重賞を勝つまでは、彼らの種牡馬としての価値はゼロです。牝馬についても同様で「この母親なら走りそう」ではダメで、実際に兄姉が確実に勝ち上がるのを見て、初めて繁殖としての価値を認めるタイプです。
(この方法は、地味な実績馬を掴める一方で、個別の素質がダメでも、「重賞勝ち馬○○の全弟」等に飛びついてしまうので、善し悪しがあります)

 そのため、今回の募集馬ラインアップは、実績重視で馬を選んでいる私にとっては、評価の高い馬が少ない(正しくは「評価が高いのかどうか、現時点ではわからない馬が多い」)ので、なかなか選び辛いです。
 というより、自分の基準では、評価の高い馬が数頭しかいないので、ほとんど選択の余地が無い状態です。世代毎の出資枠(自分内ルールで牡馬牝馬各4)を考えると、牝馬はそれなりに数がいるのですが、牡馬が足りないのでちょっと悩み所ですね……。

 次回については、出資候補馬について寸評を書こうと思います。

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