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2010年9月27日 (月曜日)

秋本番になったら本気出す

 昨日の「神戸新聞杯」で残念ながら10着となったシルクオールディーですが……。

■「全く真面目に走っていなかった」(四位騎手コメント)
 http://keiba.radionikkei.jp/keiba/news/entry-190600.html

 上記コメントは「ラジオNIKKEI」からの引用ですが、シルク公式でもほぼ同じ発言が出ています。3コーナーあたりからひたすら追い続けているのに反応が悪かったので、気になってはいたのですが、まさか、こんなコメントが出てくるとは……。
 神戸新聞杯のレースについては、個人的には直線で前が詰まりまくっていた方が気になっていたのですが、いずれにしても次走の菊花賞では一定の巻き返しが期待できそうです。「一定の巻き返し」がどの程度になるのかは判りませんし、神戸新聞杯が二桁着順なのであまり強気にはなれませんが、期待したいと思います。

 最新の情勢では、オールディーが属している本賞金1500万あたりまでは無抽選か、ほとんどが通る抽選という感じなので、多分出走は大丈夫そうですね。
(個人的な情勢調査では、現時点で確実に出走する馬だけなら、本賞金1500万までの馬を全て数えても17頭……かな?)

 やや期待度は落ちたものの、クラシックに愛馬が出る、というだけでも大変な事ですし、あと一ヶ月ほど楽しみに待ちたいと思います。

 ……ちなみに、一時放牧されていた出資馬、シルクアーネストの方も近日中に帰厩しそうな感じです。ひょっとしたら、菊花賞は2頭出しになる目もあるかもしれません。

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2010年9月25日 (土曜日)

神戸新聞杯(と茨城新聞杯)

 土曜日のスーパー未勝利に出走したシルククインビーは残念ながら5着でした。
 それなりにいい競馬でしたが、残念ながら勝ち上がれませんでした……。この後どうなるかはまだ未定ですが、もし再ファンドで地方に行った場合は(中央に戻って来られた時点で)再出資を検討したいですね。血統的には繁殖入りするのもありかと思います。
 これで3歳馬の勝ち上がりに関する去就はほぼ決定しましたが、勝ち上がった馬たちの今後は(故障引退したタイムレスを除き)これからの活躍次第です。
 明日出走する2頭のレースは……特にオールディーの神戸新聞杯は、今後の活躍を占う上で非常に重要なレースとなります。健闘を期待したいです。

>日曜の桔梗屋出走馬[H22:88-89]

■日曜中山10R 茨城新聞杯(D1200) シルクファルシオン号出走 15:10
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c201006040610

 ファルシオンが日曜中山の準メインに出走します。
 安定した末脚を武器にここまでダートに関しては底の見せない競馬を続けており、昇級初戦の前走も最速の末脚で2着と健闘しています。活躍しつつも、ここ最近は直線で前が壁になって外に持ち出すまでロスをする内容が目立っており、スムーズなレース運びができれば更に末脚の切れる競馬ができるのではないかと期待されます。
 今回は昇級二戦目となります。舞台は中山に変わりますが、勝ち上がった時の舞台ですし問題無いと思われます。
 相手関係は前走現級で馬券に絡んだ4頭や準OP上位からの降級となるナムラカクレイなどかなり骨っぽい面々が揃っています。現時点でまだ底を見せていないファルシオンの末脚が今回どこまで通用するかは、今後の活躍を占う上で試金石となります。いいレースを見せて貰いたいと思います。

■日曜阪神10R 神戸新聞杯(G2:T2400) シルクオールディー号出走 15:35
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c201009040610

 オールディーが菊花賞の前哨戦、神戸新聞杯に出走します。
 
 長距離を使い始めてから成績が安定し始め、夏の北海道開催で才能が開花。2600mのレースを二連勝しました。中でも出世レースである阿寒湖特別を制した事は大きいです。今年はヤマニンエルブやトウカイメロディなど同型の馬が多いという点はあるものの、秋に活躍する「上がり馬」の筆頭候補として非常に楽しみな存在になってきました。
 血統的な側面からは、ここよりもむしろ本番である菊花賞の方が楽しみな本馬。しかし、現時点で菊花賞に出られるかはまだ未知数な状況です。オールディーを始め準OPの馬は現時点では抽選圏内で、今回の神戸新聞杯での優先権の椅子がどこに行くか(今回もオールディーよりも賞金の低い馬が6頭出ていますし)も大きな影響を及ぼしそうです。もしできるならここで3着以内に入って優先出走権を確保しておきたいところです。

 相手関係については、ダービー1、2着馬を初めとして春の実績馬達が揃っています。また、夏に力を付けてきた馬たちも揃っており、言うまでもなく決して楽な相手関係ではなく、厳しいレースが予想されます。
 しかし、オールディー自身も成長しています。
 北海道から戻ってきた直後は熱発なともあったものの、無事に回復して今回のレースを迎えました。栗東で坂路を使い出してからは更に馬体も増えてパワーアップした様で今回も楽しみです。
 また、神戸新聞杯については、過去3年連続で椎茸(四位武)で決まっているというジンクスもあり、四位騎手は過去2年間連続で勝利しています。四位騎手を鞍上に迎えるオールディーには心強い情報です。

 デビュー時(2.8秒差の惨敗)や勝ち上がり(ダービーの前週)時には、まさかダービー馬を相手に同じレースで一定の人気を背負って走ることになるとは思いませんでした。その成長には改めて驚かされています。
 できれば今回のレースで。更に可能であれば次の更に大きな舞台で。自身の活躍でより大きな驚きを。そして喜びを与えて貰えればと思います。

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2010年9月24日 (金曜日)

スーパー未勝利決戦 後編

 先週に出走したシルクレモネードは結果が出せず、残念ながら引退となりました。
 今週はその他にもシルクメガリスが故障から回復できず引退、(こちらは勝ち上がっていた馬ですが)シルクタイムレスが屈腱炎再発で引退と、一週間で3頭も引退……という寂しい週となってしまいました。特にメガリスはデビュー戦の9頭落馬事件さえなければ……。
 明日の土曜日は、未勝利馬の残る1頭、シルククインビーのスーパー未勝利があります。是非とも頑張って貰いたいところです。

 明日の日記では神戸新聞杯に出走するシルクオールディーを中心に、日曜日の出走馬についての記事を更新予定です。日曜の出走馬はオールディと1000万特別に出走するシルクファルシオンで、共に3歳馬です。今年は3歳出資馬の活躍が目立ちますが、こうした華々しい活躍ができるのも、確実に出資馬が勝ち上がってくれるという基礎があってこそだと思います。その意味でも、明日のクインビーの頑張りには期待したいと思います。


>土曜の桔梗屋出走馬[H22-87]

■土曜阪神6R 3歳未勝利(D1800) シルククインビー号出走 13:20
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c201009040506

 クインビーがスーパー未勝利に出走します。
 なかなか勝てないながらもそれなりの着順を続けており、前走では3着と初めて馬券に絡む事ができました。「何回か使っていればチャンスも…」という感じなのですが、残されたチャンスはこの1回のみ。ここで勝つ事ができるかが鍵となります。


 対戦相手で馬券に絡んだ馬はクインビー1頭のみ。その意味ではクインビーが実績最右翼ではあるのですが、その他の前走僅差で掲示板に来ている馬たちとの力関係が鍵となりそうです。
 2戦連続で0.1秒差の競馬をしているダノンゲットウィンが一番強そうですが、今回の初ダートがどう出るかが焦点となります。他はムラがあったりキャリアが少なかったりしますが、エリモマーヴェラス、サーノ、レインボーローズ、テラノステルスあたりが可能性がありそうです。
 クインビーは毎回着順の割には1着馬に離されている(前走も3着ながら1.9秒差)ので、最後のチャンスで勝ちきれるかが問題となります。

 とはいえ、慎重にレースを選んだ事もあり、メンバーにはかなり恵まれた感じで、これで勝てないならもう仕方がないと思います。何とかこのチャンスを生かしてもらいたいですね。

>その他、今週の桔梗屋出資馬あらすじ
・メガリスが引退。
・タイムレスが屈腱炎再発、引退。
・レモネードが引退。
・メビウスが帰厩。
・アルボーレ、フェスタは今週登録も除外。

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2010年9月23日 (木曜日)

日本テレビ盃の結果とJBC情勢

 日本テレビ盃はフリオーソが楽勝、トランセンドが2着死守という結果になりました。スマートファルコンはハナ差の3着。テスタマッタは離された4着でした。
 フリオーソが思っていた以上に強かったなぁ、という感じです。JBC本番では、改めて強さを見せたフリオーソの逃げに対して、休み明けのメビウスの差し脚が届くかが鍵となりそうです。
 過去は休み明けは精彩を欠く傾向にありますが、今回は以前とは臨戦過程のパターンが違うので、より万全に近い体勢で挑めるとは思いますが、大目標のJCDを控えた一叩きという臨戦過程だけに果たして……? いずれにしても、こればかりはメビウス自身とスタッフの方々に頑張って貰うしかないので、結果が出ることを信じて当日を待ちたいと思います。


 何はともあれ、今回、1着馬に与えられる優先出走権が地方馬(フリオーソ)に行き、しかも賞金面でメビウスを逆転する馬が出てこなかった(スマートファルコンが2着に来ていたら逆転されていた)事から、賞金面からはメビウスのJBC出走はこれでほぼ確実となったと思われます。今回は除外に悩まされずに済みそうです。
(まだスマートファルコンが白山大賞典で資金を追加したり、南部杯で何者かがエスポを撃破する可能性などが残っていますが)
 そんなわけで、レース当日は船橋競馬場まで遠征するべく、今から旅行日程をあれこれ検討したいと思います。今年は連休じゃなくて水曜日なので、日帰りでは無い場合は前後どちらかで休みを取らないと……。

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2010年9月22日 (水曜日)

夏の対策と総括(前編)

 まだ暑いですが、ようやく秋がやってくるかな……という感じの気候になってきました。
 今年は何と言っても本当に暑い夏でしたね。
 暑さや夏バテ対策という事で、皆さんもいろいろされていたと思うのですが、今回は(来年以降に備えて)私の今年夏の暑さ対策、そしてその効果や感想を書いておきたいと思います。

■ゴーヤを食べる
 朝、自宅で栽培しているゴーヤを取ってきて、炒めて食べる。これだけです。
 ゴーヤと言えばチャンプルが有名ですが、私の場合は面倒なので、単に切って炒めるだけです。醤油を入れるとより美味しくなります。後は、卵を入れてボリュームを増やしたり、片栗粉を入れて粘りを加えたり……。
 毎朝(といっても料理に時間が掛かるので休日だけですが)ゴーヤを炒めて食べるだけでその日一日の体力(というより精神力)の保ち具合が全く違います。私の場合はこの時期に夏バテで疲れてくると午後から眠くなったり微妙な頭痛が襲って来たりで何もする気がなくなってしまうのですが、朝にゴーヤを食べているとこうした症状がほとんど「来なく」なります。完全に一日元気な事も多いですし、最低でもこうしたバテ症状が出る時間がかなり遅くなります。
 ゴーヤは苦くて美味しいですし、お勧めです。

 ただ、猛暑のためか育てているゴーヤの成長が悪く、今年は初めて自給(自家栽培)だけでは供給が追いつかず、店売りのゴーヤを買ってきて補う形になってしまいました。
 ゴーヤの栽培を地面に直植えではなく、プランターに植えてしまったために、成長が阻害された+水分補給が十分ではなかった事も原因だと思われます。今年は家族に押し切られて(植える土地の取り合いに負けた)プランター栽培になってしまったのですが、来年は頑張って直植えの場所を確保したいものです。

■蚊帳
 夜の就寝時、そして昼寝の時に蚊の進入をシャットダウンできるアイテム、蚊帳。
 中に入っているというだけで一種の涼感があり、体感温度が心なし下がりますし、視界の遮蔽効果もあるので、窓を全開にして寝られます。夜中に蚊に刺されて起こされるストレスから解放されるのは非常に大きいです。

 蚊帳、というと部屋の梁に紐を吊して……という大袈裟なものを想像してしまいますが、最近は折り畳み式の蚊帳が数千円で売られており、私もそんな品を愛用しています。
 折り畳んでしまえばそれほど場所も取らないです。私の使用している蚊帳の場合、展開すれば布団全体がすっぽりと入りますが、畳んだ状態では直径50cm程度の薄い円盤状になるので、収納時にも手間がかかりません。
(最近はこのタイプは売っていなくて、傘タイプのものが出回っているようですね)

 電気代も掛かりませんし、殺虫剤も不要に。蚊からも身を守れるという事でお薦めです。

 ……ちなみに、「蚊は入ってこない」と言いつつ、蚊帳を設置するときに床の隙間をきっちりと塞いでおかないと(床に布団が挟まっていて隙間が残っていたりする)夜中に蚊がそこから入ってきて刺される事もあります。その場合は、蚊にとっては、蚊帳の内部で血が吸い放題というボーナスステージ状態になってしまいます。
 が、その場合も蚊は当然蚊帳の内側にいる→狭いスペースから逃げられないので、見失わずに確実に叩ける、というメリットがあります。蚊帳に止まっている蚊を挟む様にして叩くとやり易い事から、蚊を叩くと蚊帳に血痕が残るので、数年間使っている私の蚊帳は「血染めの蚊帳」と化しています(笑) 何年も使い込んで血痕が増えていけば、それはそれで味のある由緒ありげな品物になりそうな感じがします。

 遺品に残された血痕から歴史上の人物の血液型が判明する事もありますし、SF等では血液や遺髪などからクローン人間として復活……というのはよくある設定です。
 もしかしたら遠い将来に、この蚊帳に残された私の血もそうした目的で使われる事があるかもしれませんね。
(蚊に一度吸われたものなので、ロクでもない事になりそうな気もしますが)


 というわけで、(数百年後に)この文章を目にしている我が一族の子孫たちよ……。
 家のどこかに隠されている「血染めの蚊帳」を捜すのじゃ!
 お主たちが生きている時代の科学技術を持ってすれば、蚊帳に残されている血液から儂を復活させる事も出来るはずじゃ!
 頼んだぞ、必ずや儂を今一度この世に呼び戻してくれ……!

 ……………。微妙に遺言っぽい書き方ですが、今のところ至って健康ですし、当分…数十年程度は、別に死ぬ予定もありません。この調子で?元気に来年以降の夏も乗り切りたいと思います。

 いろいろと蚊帳の話で脱線して、随分長くなってしまいました。
 元々今回書く予定だった、もう一つの納涼アイテム?の「サーキュレーター」については、次回の機会で書きたいと思います。

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2010年9月19日 (日曜日)

キーボードのその後とipod touch購入

>キーボードのその後
 先日「かな」キーが壊れてしまい、新しいものを買うことになったキーボードの話です。
 今週に一度結構高い(6000円くらい)のを買ったのですが、キーが堅くて感触が合わず(店頭で触った筈なのに…)、結局改めて買った1500円の品物で落ち着きました。キーボードはやっぱり他のパーツ以上に、値段よりも相性だと再認識させられる結果になりました。二度買う羽目になったのは失敗でしたが、最初に買った方は緊急用や将来用として取っておきたいと思います。
 最終的に後継となったキーボードですが、最初に買った高いやつよりはマシですが、それでも、馴染む。馴染むぞ!……とはいかずに、タイピング速度は以前の8割と言った所です。まだ指の感覚が前のキーボードで間違えている事もあって、「かな」キーを押すときに隣の「前候補」キーを押してしまうのです。慣れるしかないので、当面は我慢したいと思います。
 そんなわけで、暫く日記のペースが落ちたり、誤字が多くなったりするかもしれませんがご容赦下さい(笑)

 それにしても、しばらく見ないうちにキーボードも進化してしまって、所謂「昔のキーボード」はもうすっかり店頭から姿を消してしまったのだなぁと再認識しました。キーボードは買いだめする性質のものでも無いですし、どうしようもないのですが……。

>ipod touchを買った話

 先日(11日)に誕生日だったという事で、自分へのご褒美(笑) スイーツ(笑) という感じでipod touchを買ってみました。
 誕生日(11日)合わせで月初めに買ったのに、届いたのは昨日。ちょうど新型の発売時期に当たったらしく、出荷に時間が掛かったようです。

 新型の発売についても知らなかったほど林檎関係の知識には疎い状態なのに、何故買ったのかと言うと、それほど深い理由があったわけではなく、後学の為にも、前々から見知っていた先進的な操作体系やソフト類に一度触ってみたいと思ったからです。
 iphoneやipadの方がより本格的な事は判っていましたが、回線を契約すると高い事と、現時点ではソフトバンクしか実質的な選択肢が無い事から、今回はWi-Fi接続のipod touchを選びました。
 実際使ってみてかなり役立つ様であれば、iPadやiphoneの方も購入を検討してみたいと思います。まあ、いずれにしても買うのはWi-Fi版か(安い価格で実現すれば)ドコモ回線な訳ですが。意地でもソフトバンクには乗り換えない(笑)
(というより、現在の生活パターンから、あまり外出先で使う場面がないので、無線LANが生きている自宅で使う事が前提になってきます)

 とりあえずいろいろと触りながら覚えている段階ですが、なかなか面白いですね。売れる理由もわかる気がします。また気が向けば感想などを書きたいと思います。

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2010年9月18日 (土曜日)

スーパー未勝利決戦 前編

 3歳未勝利も残りが少なくなり、今開催から所謂「スーパー未勝利」が始まっています。
 未勝利3歳馬の生き残りを賭けた一度だけの最後のチャンスである「スーパー未勝利」。うちの出資馬からもレモネードとクインビーの2頭が出走します。
(もう1頭、メガリスも未勝利として残っていたのですが、脚元の不安で引退が決まってしまいました……)
 一度きりのチャンスでここで勝つしかないわけですが、何とかこのチャンスを生かして貰いたいです。勝てれば言う事は無いですが、勝てなくても再ファンドに希望が出来る程度の内容を見せてくれればと思います。


>今週の桔梗屋出走馬[H22-86]

■土曜中6R 3歳未勝利(T2000) シルクレモネード号出走 13:05
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c201006040306

 レモネードがスーパー未勝利に出走します。
 デビューから3戦、ここまでいまいちな成績で、前走も2.2秒差の16着でした。正直、見るところのない結果ですが、休み明けで大幅馬体重だった事もあるので、今回は叩いての巻き返しに期待したいです。
 ただ、生き残る為にはここで一発で勝つしかないわけですが、メンバーを見れば正直厳しいです。
 スーパー未勝利の性質上、出てくるのは「前走で掲示板圏内の馬」「使ったレースが5戦以内の馬」となります。前走で掲示板に載った強い馬がどの程度集中するかが鍵で、使用レースが少ない事ために出走してくる前走惨敗の面々ばかり…というレースに当たるとひょっとして勝てるチャンスが、という感じなのですが、今回のレースは残念ながら強い相手の揃った厳しい条件となりました。
 前走2着だけでも4頭、掲示板まで含めれば13頭……。この中で前走16着のレモネードがいきなり勝てる可能性は正直少ないです。とはいえ、この条件で健闘してくれれば再ファンドへの道も残っています。最後のチャンスですし、いいレースを見せて貰いたいですね。

>その他、今週の桔梗屋出資馬あらすじ
・メガリスが脚部不安で引退。
・タイムレスが屈腱炎再発(多分引退っぽい)
・デイブレイクが帰厩。
・オールディーは状態次第で神戸新聞杯出走、または菊花賞直行予定。
・クインビーは今週自重。来週以降に出走予定。

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2010年9月13日 (月曜日)

仮名

 いきなり、キーボードの「かな」キーが効かなくなりました。
 効かなくなったのはその一ヶ所だけなのですが、場所が場所だけに致命的です。

 そんなわけで、キーボードが(事実上)使えなくなったので、こんな時のために以前購入して仕舞っておいた予備のキーボードでこの文章を書いています。
 その予備キーボードは最近流行りの?前面がほぼ平坦になっているもので、更に文字を打った際の「キーの沈み込みが少ない」ものなのですが、いざ使ってみると、その押しにくいこと、押しにくいこと……。キーの入力ミスが連発しています。
 おかげで、文章を書く速度も半減です。

 私は所謂「昔のガチャガチャ押すタイプ」のキーボード(メカニカルスイッチのもの)が好みで、長年使っているためにその感触に完全に慣れてしまっているために、違うキーボードになってしまうと完全に感覚が狂ってしまいます。
 何というか、キーが立体的でないとダメというか、明確に「押している」感覚が無いとダメというか……。

 そんなわけで、今の予備キーボードでは辛いので、緊急に新しいキーボードを購入しないといけないわけですが、やはりこの手のは実際に目の前で見てみないと判らないので、一度パソコン店に行ってみる必要がありそうです。

 とはいえ、実際に買うと高い(可能性もある)事ですし、故障したのが「かな」キーだけという事もあるので、キーの振り分けを変えるフリーソフトでしのぐ事も検討しています。

※キーボードを改めて調べて見ると、「と」キーも効かなくなっている事がわかったので、キー振り替えでしのぐのは断念しました。明日買ってこよう……。

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2010年9月12日 (日曜日)

ききょうステークス、復権の兆し…かも

 2歳のOP戦、「ききょうステークス」。
 言うまでもなく、うちの競馬HP名「ききょうステークス」は、このレースから取っています。

 そして今日……短距離王者を決めるGI、スプリンターズSの前哨戦「セントウルS」(G2)を、昨年の「ききょうステークス」勝ち馬であるダッシャーゴーゴー号が見事に勝利しました!!!!!!!
 実にめでたい!!(馬券は外れましたが)
 「ききょうステークス」の勝ち馬が重賞を制する、というのはかなり久しぶりの出来事なのです。


 一時期はヤマカツスズラン、ダンツフレーム、コスモサンビームと後のGI馬を輩出、GIに手が届かなくても、重賞を勝った馬が何頭も出ていたこの「ききょうステークス」。
 しかし、ここ最近は「このレースを最後に早熟期間が終了した」馬が続き(一昨年のショウナンカッサイが現在ここに入るかの瀬戸際)、歴代勝ち馬から重賞やGIで活躍する馬は途絶えていました。
 重賞勝ち馬としては、アルーリングボイス(ファンタジーS)以来4世代目、古馬重賞を勝ったのはコスモサンビーム以来、実に6世代ぶりとなります。

 ダッシャーゴーゴーはまだ3歳ですし、現在の駒不足の短距離戦線を考えれば、今後更に活躍できる可能性も十分あると思います。ここから、更に大きな勲章を目指して貰いたいと思います。
(できれば過去の早熟馬の後を追わず、これからも成長して欲しい…)

 そして、願わくば今後の「ききょうステークス」にも後に続いて貰って、再び出世レースとして輝きを取り戻して貰いたいところです。もうすぐ今年の「ききょうステークス」がありますが、今年の勝ち馬にも頑張って欲しいなぁ……。

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2010年9月10日 (金曜日)

秋競馬開幕!

 カネヒキリの引退が発表されましたね。無事に種牡馬になれる様で良かったです。
(もっと前の段階で引退させても良かった感じもしますが)

>シルクメビウスのJBCクラシック出走情勢について

 前回に続きJBC情勢ですが、カネヒキリの引退で、(私個人の分析なので間違っているかもしれませんが)メビウスよりも賞金を持っているダート馬は5頭。そのうちの2頭がエスポ君(海外遠征)とメイショウトウコン(屈腱炎休養中)ですし、現時点で明確に出走しそうなのがヴァーくらいなので、多分出走については現時点でかなり当確に近いかなと思っています。
 残る2頭はワンダースピード(次走シリウスS)とマコトスパルビエロ(次走はどうするんだろう…)ですが、この2頭の動向次第でしょうか。

 ただ、
・今回の日本テレビ盃の1着馬に優先権が発生する
・スマファルが2着以上なら賞金でメビウスを逆転する
・スーニが東京盃を勝てば(2着でも?)メビウスを逆転する
・いきなり賞金の高い芝馬が参戦してくる

 あたりの要素があるので、まだ展開次第ではメビウスが除外される可能性が残っています。
 今回の日本テレビ盃は地方勢が豪華ですし、フリオーソがスマファルを競り潰して勝利…とかをやってくれると上記のうち上二つが潰れるのでかなり楽にはなりますが、個人的には4歳中央勢にも頑張って欲しいところです。(最終的に出るかは判りませんが、現時点でトランセンドとテスタマッタがメンバーに入っていますし)

 いずれにしても、今秋メビウスにもう一頑張りして貰って、賞金をある程度上積みする事ができれば、今後レース選択には困らない状態になると思われます。できれば、その賞金の上積みは、より大きな勲章を得ることで達成して貰いたいものです。


>今週の桔梗屋出走馬[H22-85]

■日曜中山12R 3上500万下(D1800) シルクタイムレス号出走 16:20
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c201006040212

 日曜中山最終Rで、タイムレスが復帰戦を迎えます。
 昨年11月に未勝利を勝ち上がり。うちの3歳馬勢でトップでの勝ち上がりでしたが、直後に屈腱炎を発症。無念の戦線離脱となりました。今回はほぼ10ヶ月ぶりのレースとなります。
 対戦メンバーはこの時期という事もあって未勝利戦を洩れた馬も入っている状態で、他の馬たちも前走大敗している馬が多いです。その意味では上位進出の目は十分ありそうです。ただ、前走が1000万下で2着のトーセンルーチェ、500万下2着のロジスプリングあたりが強敵となりそうです(これなら素直に阪神に出ていた方が相手関係が楽だったような感じも…)。
 休養前の前走が未勝利勝ちという事で、500万での出走も、そして古馬との対決も初めてとなります。故障明けで久々という事もあり、厳しい戦いが予想されますが、何とかいい競馬をしてもらって、次走に繋いで貰いたいところです。


>その他、今週の桔梗屋出資馬あらすじ
・水曜日出走のフェスタは7着。
・エステートが放牧。
・メガリスの脚元不安が解消せず。引退っぽい。
・レモネードは今週登録も除外。
・オールディーは栗東帰厩。神戸新聞杯に出走の模様。

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2010年9月 7日 (火曜日)

水曜の鈴蘭特別

 結果によってはメビウスの復帰戦に影響するかもしれない? 交流重賞「日本テレビ盃」の登録馬が発表されています。
 このレースの優勝馬には「JBCクラシック」の優先出走権が与えられるという事もあり、このレースの勝ち馬+場合によって賞金を加算した2着馬の動向次第では、JBCクラシックでメビウスが除外される展開も考えられます。
(ここ最近の情勢を分析すると、かなり出走できる可能性は高くなってきたとは思うのですが)


 http://www.keiba.go.jp/dirtrace/race_horse100923.html

 メンバー的にはトランセンドが一番強い気がしますが、今のところ回避の可能性が高いようです。その場合はテスタマッタが繰り上がるので、それはそれで面白そうです。
 地方馬はフリオーソを始めとして結構メンバーが揃っているので、現時点で更に成長した4歳勢とどんな競馬を見せてくれるかが楽しみです。


>水曜の桔梗屋出走馬[H22-84]

 明日の地方交流戦でフェスタが出走します。

■水曜笠松9R 鈴蘭特別(D1800) シルキーフェスタ号出走 15:25
 http://race.netkeiba.com/?pid=race_nar&id=n201047090809

 地方馬との力関係は何とも言えませんが、JRAの対戦相手では、キクノセンヒメが一番の強敵となりそうです。1000万からの降級馬で、休養前の4月は0.6秒差6着と通用する力を見せています。休み明けなのがどうかですが、十分に力を出せる出来であれば格上と言えそうです。
 その他の馬たちは中央の500万で苦戦している馬ばかりなので十分に対抗できそうですが、フェスタ自身が昇級初戦ですし、地方の(しかも未勝利クラスの)レースでしか結果を出していないので何とも言えません。前走は圧勝でしたし、その勢いや成長分でどこまでやれるか…という感じでしょうか。
 後は、ここまで1400m近辺を使ってきたフェスタにとって、今回の1800は初距離となります。ここで通用するようであればレース選択の幅が広がりますし、好走を期待したいと思います。
(でも血統的には芝のレースを使って欲しい……)

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2010年9月 4日 (土曜日)

まだ続く夏、そして競馬

 「夏競馬」と言えば思い浮かぶ小倉新潟開催は例年、9月の第1週まで続いているので、「9月に入っているのに夏競馬も何もないだろ…」と思っていたのですが、殊に今年に関してはまだまだ夏だと強く感じさせられますね。いつまでこの暑さは続くのでしょうか。


 ここ最近はうちの出資馬が毎週毎週怒濤の勢いで出走、そして活躍してくれていたのですが、今週は日曜に一鞍のみと一息ついた感じになります。
(とはいえ、エステートのレースは結構期待しています)

 今週については2歳重賞が組まれているわけですが、個人的には日曜札幌メインの「札幌日経OP」に注目しています。
 黒船×ゴールドティアラとどうみてもダート血統ながら、何故か芝の長距離に矛先を向けてから大活躍。2400~2600でレコード込みで三連勝中のゴールデンハインド。
 軽ハンデながら、3歳にして2600mのOP戦、みなみ北海道Sを勝ったトウカイメロディ。
 そのみなみ北海道Sの2着馬で、勝ちきれないながら長距離の逃げではかなり安定感が出てきたホクトスルタン。
 この3頭が直接対決する、非常に楽しみなレースです。
 出資馬のシルクオールディーが先週、同じく2600m戦の阿寒湖特別を勝ってくれましたが、今回の面々はタイミング次第では対戦する可能性のあった…そして、今後対戦する可能性が高い馬たちですし、菊花賞への可能性を考えると、3歳馬であるトウカイメロディの走りは特に要注目です。
 どんなレースになるのか、今から楽しみです。

>今週の桔梗屋出走馬[H22-83]

■日曜札幌8R 美唄特別(D1700) シルクエステート号出走 14:45
 http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c201001010808

 エステートが日曜日の500万下に出走します。
 前走は降級初戦という事で期待されましたが、案外の内容で6着。馬場が悪かったりと一定の敗因はありましたが、それでも今年初めに500万を一度勝った時の鮮やかな差し脚と比べると、まだまだ本調子に戻っていないと感じさせる一戦でした。短期放牧を挟んだ今回、どんなレースを見せてくれるのか、調子は戻っているのかが鍵となります。
 今回ですが、このクラスで明らかに力上位な馬はいないものの、前走で掲示板に載った馬がかなりおり、さらにその多くが人気薄で突っ込んできている…と、どう評価すればいいのか難しいメンバー構成になっています。
 エステートが本来の能力を出してくれれば楽勝もありそうですが、その反面、足元を掬ってくれそうな馬も何頭もいる…という感じです。
 いずれにしても、今回はどこまで復調しているかを確かめる意味でも重要なレースとなりそうです。何とかここで上位に来て貰いたいところですが……。

>その他、今週の桔梗屋出資馬あらすじ
・クリエイターが放牧。
・デイブレイクが放牧。
・タイムレスが今週復帰予定も、来週に延期。
・アーネストはショックウェーブ治療によるトウ骨の回復様子見中。
・オールディーは栗東に移動。次走(神戸新聞杯または菊直行)は状態次第。
・フェスタが笠松の交流戦「鈴蘭特別」(8日)に選出、出走予定。

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2010年9月 1日 (水曜日)

「さよなら、ジャコス」

◆「さよなら、ジャコス」(黄昏のシンセミア 岩永翔子SS)(初出:H22.9.1)

 ……次は、御奈神、御奈神。

 車内のアナウンスが、次の停車駅を告げる。
 御奈神、の名前に、俺は向かいに座っている少女に目を遣る。
 上目遣いで俺を見つめていた少女……翔子ちゃんは、静かに俺の手を握りしめて、にっこりと微笑んだ。
「帰ってきたね、お兄ちゃん」
「……そうだな」

 あれから、何年の月日が経っただろうか。
 ついに、俺たちは。俺と、翔子ちゃんは。ふるさとに。御奈神に帰ってきた。

 俺たちを過酷な運命に追いやった二つの石は、まだ変わらずに俺たちの中に残っている。
 だけどもう……石は、俺たちの運命を狂わせる事はない。
 ここに来るまでに本当にいろいろな事があったけれど。今となっては、この呪われた石も。御奈神の地に伝わる宿命も。俺たちを一緒にしてくれるためにあったのではないかと思えてきた。
 そうだ。
 本当にいろいろな事があったけれど。
 俺の一番大切な女の子は。翔子ちゃんは。
 今こうして、俺の側にいてくれるのだから……。
 俺はもう一度確かめるように、ぎゅっと翔子ちゃんの手を握りしめた。

「どうしたの? お兄ちゃん?」
「なんでもない。……帰ってきたなぁって思って」少し恥ずかしくなって窓の外に目を移す。
「御奈神に着いたら、まずはどこに行こうか?」
 勿論、翔子ちゃんの返事は決まっていた。
「ジャコス行こうね、ジャコス!」
「……そうだな」


 ……………


 電車が着いて、御奈神の駅に降り立つ。
 改札から出るまで、翔子ちゃんはずっとそわそわしていた。
 ジャコスに行きたくてたまらないのだろう。
「ジャコスっ、ジャコスっ」
 気持ちを確かめるまでもなく、弾んだ声で口ずさむ翔子ちゃん。変わらないその姿が……堪らなく愛おしかった。

 ……そうだな。
 御奈神に戻ってきたら、行こうと思っていた所は山ほどある。だけど、まずはジャコスに行こう。
 みんなに再会する前にお土産も買っておきたいし。それに、何より……こんなに翔子ちゃんがジャコスに行きたがっているのだから。
 俺が大好きな翔子ちゃんの笑顔。ジャコスの中で見るその笑顔はきっと……最高に輝いて見える事だろう。


「それじゃ、ジャコス行こうか」
「うんっ!」
 翔子ちゃんの手を取って、懐かしい駅前を歩き始める。
 何年も経っている筈なのに、いくつかお店は変わっている程度で、この駅前はあまり変わっていない。
 少し歩けばすぐにジャコスの看板が……。

「あれ……?」
 そこで、ふと違和感を感じた。
 目に映る景色が、あきらかに以前とは違っている。その違和感は……翔子ちゃんも感じているようだった。

 その違和感の正体は……俺たちが向かう先にあった。
「え……っ?」
 前の建物に目を遣った翔子ちゃんの動きが止まる。

 ……そこにあったのは、ジャコスの看板ではなかった。
 赤い波に葉っぱのジャコスの特徴的なマークはそこには無く……まったく違ったものに描き換えられてしまっていた。
「ジャコスの看板じゃ……ない!?」
 店の看板が無くなっている。
 その事が示す意味は……一つしかなかった。

「あ、あのね、翔子ちゃん」
 慌てて翔子ちゃんに声を掛ける。だが、もう遅かった。
「そ、そんな……」
 翔子ちゃんの膝の力が抜けて身体ががくり、と沈み込む。俺は慌てて肩を支えるように抱きしめた。
「翔子ちゃん!」
「お兄ちゃん……」応える翔子ちゃんの声が。そして身体ががくがくと震えている。俺にはその気持ちが痛いほど伝わって来た。
「お兄ちゃん。ジャコス……なくなっちゃったの?」
「え、ええと、その……」
「もう、ジャコスには行けないの?」
「……………」
「私……お兄ちゃんともう一度、ジャコスに行きたい。ジャコスで一緒に遊びたい。ジャコスで……いろんなものを買って欲しい。そう思って、今まで頑張って来たのに……」
「なのに、ジャコスがもう、無くなっちゃったなんて……」
「翔子ちゃん……」


「そんなのって……。そんなのってないよ!!!!!!!」
 翔子ちゃんが感情を爆発させる。

 その声とほぼ同時に、街中に悲鳴が響いた。
「!」
 慌てて周囲を見渡す。
 山の方から、線路の向かい側から。そして、その他にも、至る場所から……異形の影が飛び出してきた。
 動物の形を保っている物。もう崩れだしてしまっているモノ。そして歪な人の形をしているもの。
 飛び出してきた影達が、俺たちを目指して駆け寄ってくる。
 克服した筈の、そして……もう、こんな形で見る事はないだろうと思っていた光景だった。

 ダメだ。このままでは、こんな街中で暴走させてしまっては、全てが水の泡になってしまう。

「翔子ちゃん、落ち着いて!」
 必死になって呼びかける。だけど……止まらない。
 異形の者達の動きも。そして……翔子ちゃんの涙も。

 そして、駆け寄ってくる物達の姿を、表情を見て……俺は気づいてしまった。

 これは……翔子ちゃんの心が暴走したからじゃない。
 その事が、すぐに、俺にも判った。
 だって彼らは。
 みんな……例外なく、涙を流していたのだから。

 今なら……俺にも、彼らの気持ちがわかる。
 みんなも……行きたかったんだ。
 翔子ちゃんと一緒に、ジャコスに……行きたかったんだ……。

 痛いほど気持ちが伝わってくる。
 そうだ。俺も、みんなと同じ思いなのだから。
 俺も。翔子ちゃんと一緒に、ジャコスに行きたかったのに。

 それなのに。……それなのに!

「翔子ちゃん!」
 震える身体を抱きしめる。
 もう……溢れる涙は止まらない。

 騒ぎと悲鳴に包まれた御奈神の駅前で。
 もうジャコスの無い、御奈神の街で。
 多くの影達に囲まれて、俺たちは……いつまでも、いつまでも、泣き続けていた。

■■■ ↓ここから本編 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

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