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2010年11月14日 (日曜日)

どうなる日本……ローマ化への警鐘

 先日から、ネット巡回をしたり、実際に店に赴いたりして、とある商品の購入について検討中です。
 その商品とは……「Bluetooth」の折りたたみキーボードです。
 用途は、Ipod Touchで使うためです。

 先日に導入してその便利さに大変重宝しているIpod Touchなのですが、ほぼ唯一と言ってもいい弱点が、文字入力関係です。
 Ipod Touchもそうですが、同系統のIphone、あるいは各種のスマートフォン関係が抱えている弱点が、キーボード(やそれに類する「物理的に押す」タイプの入力ボタン類)が無いことです。勿論タッチパネルの入力システム等でいろいろ工夫してはいるのですが、どうしても実際に「打って」入力する速度には及びません。
 その弱点を補うアイテムが、Bluetooth対応のキーボード類なのです。
 Ipod Touchは勿論、大抵のスマートフォン関係の機器はBluetoothに対応しており、対応機器を(電波で)接続する事ができます。対応キーボードを接続すると、キーボードを使ってIpod Touchで文章を書ける様になるわけです。
 せっかく小型機器であるIpod Touchなのに、大きなキーボードを持ち歩くのか、という話になりますが、そこで登場するのが折り畳みのキーボードです。折り畳んでしまうとほぼ文庫本サイズになるので、気にならない大きさとなるのです。重量もかなり軽く、プラスチック系?の本体の重さが約200g+電池(単4×2本が多い。内蔵バッテリーの機種もあり)だけとかなり軽いです。
 このキーボードが手にはいると、ポケットに入る大きさのIpod Touchと文庫本程度の折りたたみキーボードを持ち歩けば、いつでも文章が書ける環境が整う事になります。この文章の下書きはpomeraで行っているのですが、ほぼ同様の環境が手に入る事になります。「ほぼ同様」とは言っても、Ipod Touchは元々の用途である音楽プレーヤーとして常に持ち歩いていますし、それにキーボードを添えるだけで良くなります。さらにIpod Touch自体にいろいろと付加機能がある事を考えると、より便利な環境が手に入る事になります。
(参考URL:こんな感じ↓の使い方になります)
 http://www.reudo.co.jp/rboardk/bt_kb/index.html

 ……というわけで、さっそく揃えようと調査に入ったのですが、その結果、恐ろしい事がわかりました。
 「折りたたみキーボード」は現時点で数種類発売されているのですが、まず、これらが結構高いこと。実売価格では、6-7000円~10000円あたりが相場と言った感じです。

 まあ、かなり高いにしても、手に入る快適さや、pomeraを一から買う事を考えればまあ許容範囲かな、と思って調査を続行したのですが、そこでもう一つ判明した事が、私にとってはとてもショックな内容でした。
 販売されているキーボードのキー表示が、妙にすっきりしているのです。つまり……。
 現時点で販売されているものに、「かな」が書かれているものが一つもないのです。

 私たちが文章を打っているキーボードの各キーには、基本的に左上にアルファベット等が。そして右下には「かな」入力用にひらがなが書かれているわけですが、そのひらがなが書かれておらず、アルファベットのみが表示されているのです。
 海外メーカーの輸入品だからかな?と思ったのですが、国内メーカーのものも状況はまったく同じです。折りたたみでないタイプには「かな」表示はあるのですが、折りたたみタイプには一つもないのです。

 どうして!?と思いながら更にいろいろと調べているうちに、(今更ながら)恐るべき事実を知ってしまいました。
 今や、世間ではほとんどの人が日本語は「ローマ字」で入力しており、「かな入力」している人は少数派だという事を……。
 そのため、まだ流通量の少ない今回のBluetooth折りたたみキーボードでは、まだ「かな」入力タイプは発売されていなかったのです。


 改めてネットでいろいろ調べると、「かな」入力をしているのは数百人いる会社で一人だけとか、もうすぐ日本語キーボードは絶滅するとか、結構過激な文言が並んでいます。
 極めつけは、「かな」入力を使っている人間は、昔ワープロがあった頃、ワープロが「かな」入力だった経緯で使い方を習得した人間で、年寄りばかりという記述でした。
 ……実際に私もワープロ経由で「かな」打ちを覚えた人間なので、何も反論できません(笑)

 それにしても、「かな」打ち派がここまで衰退していたとは、本当にショックな出来事でした。薄々少数派だろうとは思っていたのですが……。
 個人的には、配列を覚える数が倍になる程度の差しかなく、習得さえすればローマ字の倍程度の速度、約半分の打鍵で文章を打てるのに、世間の文章書きの方々は、どうして「かな」打ちにしないのかなぁと思っていました。
 文章を打ち込む時に、わざわざ脳内で横文字に変換して打ち込んでいるのでしょうか。そう思うと、もう他の人が書いた小説で和風美少女が発言するのを見ても、全て怪しげな外人が怪しげな(ローマ字で書いた)日本語で喋っている様に脳内変換してしまいそうです(大袈裟だなぁ(笑))。
 そして何より、「かな」の約半分の速度でしか打ち込めない事にストレスを感じないのでしょうか。
 私よりも頭の回転が速い方は世の中に幾らでもいると思いますが、そうした方々は「書きたい文章を考える速度」に「実際に文章を打つ速度」が追いつかない事に苦痛を感じないのでしょうか。
(まあ、どちらも、入力に熟達してしまえば解決できる問題ではあるのですが)


 そんなわけで、結構なショックを受けつつも、今更ローマ字打ちに変えるつもりもないので、現時点での購入は諦めて、「かな」打ちのBluetooth折りたたみキーボードが発売されるまで待つことにしたのでした。早く出てくれればいいなぁ……。
(まあ、実際のところ、pomeraがあれば、無理に購入する必要もないわけですが……)

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コメント

ふとネットでBluetoothの折りたたみキーボードを見て、カナキーのは無いのかなと思って検索してこの一文を見つけました。私もカナキーを常用しています。ローマ字よりも入力が速く合理的だからでワープロとは関係なく、独習しました。とは言っても、練習したのが20年ほど前ですが。子供たちはローマ字入力をしてまして、カミさんは私が教えた関係でカナキーを使っています。
カナキーの方が絶対速いし思考にあっていると思いますが打つキーの範囲が広いのが難点ですので、子どもや女性には勧められないという問題はあります。

「全て怪しげな外人が怪しげな(ローマ字で書いた)日本語で喋っている様に脳内変換してしまいそうです(大袈裟だなぁ(笑))。」
まったく同感です。
日本語を打つために英字アルファベットを打つということがなんだかへんてこに感じます。
カナキーが衰退すると仕事の面でほんとに困ってしまうな・・・

投稿: | 2011年2月15日 (火曜日) 15時26分

はじめまして、書き込みありがとうございます。

カナ打ちとローマ字打ちには一長一短あると思うのですが、個人的にはやっぱりカナ打ちの方が思考に合っているというか、「思っている事をそのまま(キーボードで)文字に落とせる」感がするので好きですね。
残念ながら世間でも自分の職場内でもローマ派が圧倒的に多く、たまに同僚のパソコンを借りた時などは、いつも慣れないローマ打ちに戸惑わされます。

この元記事をUPしてから3ヶ月あまり経ちますが、未だにカナ打ちの折りたたみキーボードは発売されそうにありません。
これだけスマートフォンが流行して折りたたみキーボードも普及しつつあるので、もう暫く我慢すればカナ打ちキーボードも出てくるかと思っていたのですが……。早くどこかに発売して貰いたいものです。

もし発売された際には、改めて歓喜に満ちた日記を書くと思いますので(笑)、その際にはまた読みに来ていただければ嬉しいです。

投稿: 桔梗屋長月 | 2011年2月20日 (日曜日) 22時13分

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