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2013年3月20日 (水曜日)

独逸文具蒐集記:第8回 ペリカン ペリカーノジュニア

■日記の目次:http://september.moe-nifty.com/kikyo/2013/01/post-2cd2.html


 今回からはいよいよ、万年筆を取り上げます。
 万年筆は言うまでもなく事務用、実用の文房具なのですが、時代の流れにつれて、高級文具、趣味文具としての傾向も強くなって来ています。いずれにしても、現在でも文房具のの頂点に位置している存在だと思います。
 そんなわけで、文房具メーカーと万年筆は切っても切り離せない存在で、国内、国内共に様々な文具メーカーが万年筆を発売しています。

 万年筆は日本でもパイロットやセーラー万年筆、プラチナ万年筆を初めとして様々なメーカーがありますが、我らが?ドイツメーカーも、数多くの万年筆メーカーが存在します。
 究極と至高を分け合う、万年筆「マイスターシュテュック149」のモンブランと「スーベレーンM800」のペリカンが筆頭的な存在ですが、ラミーやファーバーカステル、過去に文具を紹介したステッドラーやロットリングなどなど、枚挙にいとまがありません。


 そんな中で、今回は低価格帯の入門用万年筆を取り上げたいと思います。

■ペリカン ペリカーノジュニア
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 写真では青と赤ですが、他に黄色と緑があります。
 
 ペリカーノ「ジュニア」という名前が示す通り、入門用……というより、実際のところは「子供向け」の万年筆です。何でもドイツでは、小学生から万年筆を使わせている様ですね。日本で言うところの「書き方鉛筆」や「習字の筆」みたいな存在なのでしょうか。ドイツだけでなく、欧州の筆記具メーカーにはこうした「子供向け万年筆」を作っているところが多いです。これも国柄の違いなのかもしれません。

 この「ペリカーノジュニア」ですが、子供向け=初心者向けという事もあり、グリップ部にくぼみがあって、指を添えると自然に「正しい持ち方」になっているなどの配慮が見られます。一般の文房具とは異なり、万年筆は正しい向きで持たないと書けませんが、正しい持ち方の教育用として丁度いいのではないかと思います。
 低価格帯という事もあり、ペン先が鉄製でやや堅めではありますが、それ以外は普通の万年筆としても遜色がありません。また、インクはカートリッジ式になっていますが、実はカートリッジへの付け替えが可能(正式には対応していないらしいので、自己責任で…)なので、好きなインク色を使うこともできます。
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 また、ペン先の太さは「A(中字と太字の中間らしい)」のみとなります。使ってみた感覚としては「やや太め」の線になります。

 デザイン的にも、青や赤のボディに映える鮮やかな黄色いグリップ、そして程よく透けたスケルトンボディなど結構格好いいです。格好いいよハァハァ……。
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 入門用の万年筆としては傑作と言っていい万年筆で、お勧めの逸品です。普段使いでこの「ペリカーノジュニア」を使い、これで万年筆の書き方に慣れて、次は本格的な万年筆に手を出してみるのはいかがでしょうか。また、普段使いする「サブの万年筆」としてもお勧めです。
(ちなみに日本製では、低価格帯の万年筆としては、パイロットの「ペン習字ペン(こんな名前ですが万年筆です)」あたりが個人的に好きで、お勧めです)

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